せっかく会費を払っ(ry
今週は仕事で疲れつきて1本だけ少ないです。
できれば毎日1本見て、日曜日にまとめて感想を投稿しようと思っていたのですが・・・・
前回はこちら。
ネタバレ配慮はしてないから各自気をつけてください。
目次
イエスマン "YES"は人生のパスワード
ガルドのNo2ではない。
セミナーに参加したことをきっかけに、全ての決断のタイミングで「YES」を答えるようにした男のサクセスストーリー。いや、コメディかなこれ。
全ての選択肢に「YES」と答えた結果が後々に響いて人生がいい方向に動き始めたかと思いきや、全てに「YES」と答えたことが裏目にでたりする側面の両方が描かれていたの面白かった。
主人公の行動が結構イカれてるのも見どころ。
なんだかんだで最後の結論に深みがあるし、オチも綺麗でいい映画だと思った。
余談だけど、公立高校入試の日に英語の先生パソコン質で上映してくれた映画なんだけど、中学生に見せるには結構下ネタ多いな!
というか、アメリカの映画はドスレートに下ネタいうイメージ
今夜、ロマンス劇場で
主人公の青年が毎日観ていたモノクロ映画のヒロインが、ある日現実にあらわれてしまうところからはじまる物語。
映画の世界にはない「色」という概念のある現実世界を謳歌するヒロインと主人公が惹かれ合っていく中で、「人のぬくもりに触れてると消えてしまう」という設定が切ない。
触れることの出来ない自分よりも、触れることのできる誰かを選んで幸せになってほしいから主人公に冷たい言葉を浴びせるヒロインの心情が切ない。
切ないラブストーリーとして最高に面白いんだけど、この映画のすごいところは伏線回収の秀逸さだと思った。
序盤の印象的な出来事が後できっちり伏線として聞いてくる構成の巧さには舌を巻いてしまう。
例えば、「人のぬくもりに触れてると消えてしまう」設定も序盤から「気軽に触れるな」と拒絶していたという伏線が貼られている。
他にも主人公が通い詰めた劇場の主人に相談した際に「相談料」として取られたお金がクライマックスでちゃんと役に立っていたり、
この物語そのものが「年をとった主人公が映画の脚本という体裁で自分の昔話を、自分の病室で仕事をサボる看護婦に語る」という形式で進むんだけど、
若い頃の主人公が最後にした決断の結果に関する伏線が最初のナースセンターで貼られていたり、本当に本当に伏線の貼り方と回収がうまい。最高すぎる。
奇跡から始まった物語が、奇跡に頼らずにハッピーエンドを迎えるという、非常に僕好みの名作だった。
邦画も捨てたもんじゃねえな!(邦画=アニメの実写版というイメージが強いオタク)
祈りの幕が下りる時
面白かったけど東野圭吾の劇場版って似たような構成だなって気づいてからは純粋に楽しめなくってしまった。
アデライン、100年目の恋
ふとした出来事がきっかけで29歳の姿から老化しなくなってしまった女性の物語。
普通とは違う体になってしまったがゆえの苦悩の描写は丁寧で良かったけど、悪くいえば淡々としていた印象。
問題の解決も理屈は分かるけど唐突だったので、コメントに困る。
自分が、盛り上がりがちゃんとしているストーリーの方が好みというだけなのかもしれない。
恋は雨上がりのように
女子高生がバイト先で店長をしてる45歳のおっさんに恋をしながらも、2人が挫折した夢から立ち上がっていく良い青春ストーリーだった。
序盤の同級生男が鬱陶しい以外は爽やかで盛り上がりもしっかりしているいい映画だった。
何より主演の女優さんの演技力と大泉洋の冴えないおっさん感が素晴らしく、気づいたら見入ってた。結局、僕は攻めの姿勢の恋愛をする女の子大好きなんだな。
最後は、お互いが一度挫折した夢に再び向き合いつつ、主人公の女の子があえて「友だちになりたいです」といって締めた後の爽快感が素敵でした。
実写のファンタジー抜きラブストーリーでは一番好きかもしれん。
見終わってから知ったんだけど、アニメ版もあったんだなこれ。
世の中、素晴らしい実写版もあるんだと思った。(アニメも原作もみてないからかもしれないけど)
きみに読む物語
オチが分かってから何のひねりもなくて微妙な作品でした。
主人公はまあまあかっこよかったけど、ヒロインがヒステリックすぎて魅力感じられなかったな……。
字幕しかなくて感情があんまり入ってこなかったのもあるかもしれない