最近、鹿角理亞ちゃんに兄様と呼ばれたいです。そるです。
この間のラブライブ発表会ですごく大きな発表がありましたね。
そう
Saint Snowの1stシングル制作&アケフェス参戦の決定です
僕はあとから放送後にまとめて情報を画像で見たのですが「まじかー!!!」って声を出しそうになりました。職場なのに。
そのあとにラブライブフェスとかいう通常だったらとんでもなく偉大な発表があったわけですが、それよりも何よりもSaint Snowの今後の活躍の情報が発表されたことがあまりにもうれしくてうれしくて僕の脳内はSaint Snowのことでいっぱいでした。
この時実感したんですよね。俺Saint Snowめちゃくちゃ好きなんだな……って。
だからこの記事ではSaint Snowの好きな部分を書き連ねていきたい。
オタク特有の語り記事であります。
SELF CONTROL
さて、今でこそ大人気ユニットとなった Saint Snowですが皆さんはいつからSaint Snowを推していましたか?
僕は初登場時からです(オタク特有の謎マウント)
厳密には違うのですが、この時点での彼女たちの評価はあんまりよくなかったこと記憶しています。
少なくともダンスなう!ダンスなう!とネタにされていたことは間違いありません。
しかし、僕が彼女たちの魅力に取りつかれてしまったのはそのダンスなう!ことSELF CONTROLだったんです。
確かにダンスなう!がちょっと間抜けぽかったり、「最高だといわれたいよ!」の部分でズコーっとなる部分が最初はあったのは間違いありません。
でも、それらを差し引いてもめちゃくちゃにかっこいいイントロ、メロディと歌詞に引き込まれてしまいました。
「夢は夢でも簡単に届かない。特別なもの目指そうじゃないか」
「敵は誰?敵は弱い自分の影さ」
「震える指先知ってても見ないで」
高みを目指そうとする姿勢を見ながら歌詞に時折現れる彼女たちが抱える不安な気持ちが、いじらしさがたまらなく愛おしく、胸に響くものがあったのです。
メロディと歌詞がめちゃくちゃ僕好みだったんですよね。
SELF CONTROLという曲が僕の中でラブライブ!サンシャイン!!楽曲の中で一番好きな曲であることは1期8話からしばらくの間は揺らぐことはありませんでした。
この曲のフルを聞きたいがためにTSUTAYAにいってサントラ曲をレンタルしたり、カラオケに追加されたら即歌いに行くほどには気に入っていました。買ったんじゃなくてレンタルかよっていうのは見逃してください。
さて、楽曲だけではなく本編の活躍の話もしましょう。
「あれだけ強気に出ておきながら8位どまりで入賞すらしてないのかよwwww」などと言われていましたが、僕の中では彼女たちは「サンシャイン世界におけるラブライブの厳しさ」を表現する役割を持たされていると思っていました。
そして、A-RISEにように最初から王者として君臨する超えるべき相手ではなく、互いに切磋琢磨していくライバルとしての位置づけを感じた僕は「今後の展開次第ではとんでもなく僕の好きなキャラになるな」などと2期制作が決まっていない時期から妄想考えていました
1期12話で再登場した時のやりとりが後の伏線になったりしてましたし、今後も重要な役割を任されましたからね。
なお、SELF CONTROLが挿入歌となった1期8話は1期屈指の神回であり、千歌ちゃんが気持ちを吐露する回でもあります。
あまりにもこの回が好きすぎて、何度も見た結果黒澤ダイヤの魅力に気づき、ダイヤ推しになったきっかけだったりします。
もしこの回が神回じゃなかったらSELF CONTROLにここまで思い入れを持つこともなく、Saint Snowにここまではまることもなかったのかもしれません。
ずっと不安だったサンシャインを応援してきてよかったと一番最初に思った回でもあるし、ダイヤ推しになったきっかけでもあるし、Saint Snowにどっぷりつかるきっかけでもある個人的に重要な回ですね。1期8話は。
なお、SELF CONTROLイントロでアップになった姉さまの胸に注目したことがないと言ったら嘘になります。
CRASH MIND
劇中では数秒流れた程度だったのでここでは歌詞について。
フルの歌詞はだいぶ後になって判明したわけですが、この曲でも彼女たちの強がっているような心情が描かれています
ですが、SELF CONTROLのように「今から高みを目指すけど心が負けそうになるのをどうにかごまかしていくよ」という感じではなく、明確に心が折れたあとであることが読み取れます。
「迷って泣いてもダメになんかならないよ」
「足掻いた時間が無駄とは思わないから」
「例えば全部壊したくなる時はいつ?」
といった感じですね。
心が折れたというのがどういうことかというとやはり前回のラブライブで健闘したものの優勝できなかったことでしょう。
しかし、明らかに一度挫折した後であることを表現していると同時に
「迷って泣いてもダメになんかならないよ」
「足掻いた時間が無駄とは思わないから」
の部分は特に「這いつくばってでも進んでやる」といったような、挫折してもまだ諦めてはいないといった強い気持ちが感じられるところが本当に好き。
這いつくばってでも進んでいくような歌詞は泥くさくて、熱くて、本当にかっこいい。
歌い方の話をすると「大人のやり方ね」って部分が好きです。
DROPOUT!?
本編で1フレーズすら歌われることもなく、イントロだけになってしまった曲。
実際にライブで聞くとめちゃくちゃ上がる曲なのですがそこは一度置いておいて。
Saint Snowの曲は劇場版を含めて4曲あってそれぞれ起承転結の役割を持っていると僕は思っています。
起:目指す先を見つけるけど本当にかなえられるか不安に思っているSELF CONTROL
承:一度挫折して、それでも前に進むことを誓うCRASH MIND
この流れでいうとDROPOUT!?は”転”なわけです
どの辺が”転”なのか。それは明らかに前2曲と違う気持ちがこの曲の歌詞に含まれているところにあります。
2番の途中までは「必ず手に入れるはずの輝きはどこにある?」だの「闇に愛されてた」だの、暗い気持ちが描かれていますが2番のBメロで明確な変化が訪れます。
それが
「空の色が見えないのに輝きを感じてる」
の部分です。
明らかにこの曲では何かしらの道しるべを見つけているわけです。
不安におびえたり挫折した自分を鼓舞する言葉ではないんですよね。
だからこそ理亞ちゃんは歌えなかったのかもしれませんね。
この時の理亞ちゃんは姉さまと歌う最後のチャンスになるかもしれないというプレッシャーに押しつぶされてそれ以外のことが見えていなかったわけですし。
その結果生まれたのがAwaken the powerなわけですが、これはいわば抜け道。
同じような境遇を持つルビィちゃんと出会えたからこそ見つけられた抜け道、あるいは寄り道なわけで本来理亞ちゃんが進むはずではなかった道なわけです。
しかし、理由はどうあれこれで理亞ちゃんは最後のラブライブの失敗を乗り越えることができました。
現実の3rdライブでは何度もAwaken the powerを歌ったことにより、DROPOUT!?を歌うことができたIFの世界を実際のライブという形で成し遂げたことに僕は福岡で大泣きしてしまったわけです。
そして話は劇場版へ
しかし。
しかしです。
Awaken the powerは結局抜け道にすぎないのです。
Awaken the powerのおかげで自分のミスによって失われてしまったSaint Snowの輝きは姉さまとの大事な思い出として残し自分自身のスクールアイドルの道を進むことを決意することができた理亞ちゃん。
でも、今度はSaint Snowとして失敗してしまった事実ではなく、姉さまが一緒にいて輝いていたころのSaint Snowが立ちはだかることになるのです。
それが描かれたのが劇場版となります。
1人で進む今、どうしてもSaint Snowを姉さまを越えなければならないというプレッシャーが元来の不器用さもあって理亞ちゃんを襲います。
焦りのせいかメンバーを集めることすらままならない理亞ちゃん。
そしてここからは僕の考察にすぎないのですが(これまでもそうだけど)劇場版で失敗したシーンがフラッシュバックするところ、あれは「完璧なSaint Snowへの未練」という描写だと思っています。
Awaken the powerは失敗により立ち止まった理亞ちゃんを再び歩かせるようにすることができただけで、未練までは拭い去ることはできていないのだと。
あの失敗により「完璧なSaint Snow」を見ることができなかったし、知ることもできなかった。
「完璧なSaint Snow」を知らないどころかその手で壊してしまった自分にその「完璧なSaint Snow」を超えることができるのだろうか
そんな思いがまとわりついていたのだと僕は思います。
Believe again
だから、疑似的にでも完璧なSaint Snowを再現することで彼女は救われるのです。
そして姉さま、鹿角聖良も完璧なSaint Snowを再現したことにより理亞ちゃんに新しい道を、SaintSnowを超える以外の道を示すことができるのです。
この曲でSaint Snowは完成する。
だからSaint Snow以上を目指すのではなく、新しい何かを作りなさい、と。
私と一緒に作ったSaint Snowはあなたの中にあるのだから。
それが起承転結の「結」、Believe again。
これまでの曲とは打って変わってはいつくばって前を進むような感じはありません。
見つけた輝きと、その先の未来への希望を歌った前向きな歌詞です。
この曲のはこれまでの3曲にあった不安とか挫折とかを乗り越えた先の曲であると考えると元々魅力的な曲がさらに魅力的に感じられます。
最初の曲が「自分を制御しろ」だったのに今では「再び信じてみろ」ですからね。
姉さまとの夢をかなえて、もう一度自分を信じた結果、スタッフロールの理亞ちゃんを見ると僕はもう「よ゛がっ゛だ゛ね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」と泣いちゃいそうになるわけですよ。
いやもう、初期から応援していてよかったよ。
寄り道とかいっておきながらAwaken the powerでも十分うれしかったですからね。
はあ~好き。
で、なにがいいたいの?
もうあと2日もすればAqours5thライブです。
今回は劇場版の曲が中心になることは予想に難くないですし、初めてSaint Snowが出演することがあらかじめ伝えられています。
Believe againが歌われることは間違いないといってもいいでしょう。
でも、Awaken the powerとOver the rainbowもあるとはいえ3曲のためにあらかじめ出演を予告するのでしょうか。
いや、まあどうせお前らわかってんだろ?ってことで隠す必要もないから書いてあるだけであることは否めませんし、むしろその方が有力なわけですけども。
ただの欲望なんですけどね。
Saint Snowの4曲は起承転結の役割をそれぞれ持ってるっていったじゃないですか。
4曲……歌わないかな……
SELF CONTROL、DROPOUT!?、Believe againの3曲でもいいから。
Believe again(とSaint Aqours Snow曲)だけで終わる、なんてもったいないことしないでほしいなってね……
思ったりしちゃうわけですよ。
だって函館と同じくわざわざ11色のペンライト作ってるんですよ!?!?
これはね、ほんと、そうであってほしいなあ……
もう一度DROPOUT!?を聞きたいし、生でSELF CONTROLやCRASH MINDも聞きたいなあ……
以上、Saint Snowオタクの妄想でした。