抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

【感想】小説の一口感想まとめ その101

今週読んだ本の感想を語る記事その101です。

 

読んだ本には僕の好みへの適合度を示す指標として以下の基準で点数をつけていきます。

 

10~9:文句なしに好き。10点は特に好き

8~7:気になるところはあるけど見てよかった。面白かった作品。

6~5:面白かったけど、なんか気になる、もやもやするという部分が勝る作品。

4~3:最後まで見たけど、あまり感じるものがなかった作品

2~1:最後までみてもなんか納得できなかったり、無理して最後まで見た作品。

0:嫌い。

X:評価不可能

 

 

#139 荒城に白百合ありて

 

荒城に白百合ありて (角川文庫)

 

8点

 

自身の異常性を自覚しながらも普通の人のように振る舞って生きる武家の女性の人生と、その異常性の理解者となる武士の恋愛劇でした。

欠けている人間の描写を積み重ねてきたうえでの結末が結構好きでした。