抹茶タケノコ

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映画「くまのがっこう&ふうせんいぬティニー」の感想

こんにちは。ブロマガのためにニコニコ課金するのはどうかと思ったので移転しました。そるです。過去記事はそのまま残しておこうと思います。スマホから更新できませんしね。

 

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ポケモンの新作映画「キミに決めた!」を見たときの宣伝からずっと気になっていた映画「くまのがっこう」「ふうせんいぬティニー」を見てきました。

 

どう考えても20代の見る作風ではないのですが主題歌の「さよならだよミスター」がすごく気に入ったのとたまには純真な子供の気持ちに戻ろうと思って映画館に足を運んだわけです。絵本って時々見返すとめっちゃ面白いですよね。

で、劇場の中に入ったわけですが僕以外は家族連れ2組だけという過疎り具合。

2組でもちょっと視線がきつかったので本当によかった。

 

始まる前の宣伝にあった「僕のワンダフルライフ」という映画の予告だけですでに号泣してしまったわけですが結論からいうと面白かったです。

 

オタク的にみると声優がむっちゃ豪華なのもまた面白かったですがそう言うの抜きで十分に面白い。感想を語りたくなったので

 

「くまのがっこう」

 

ぶっちゃけてしまうと予告のワンダフルライフでガチ泣きしてたんで記憶が曖昧なのですが要約すると「スイーツコンテストで優勝しておばあちゃんのお店を守るお話」です。

 

ジャッキーとミンディのやりとりがまあ可愛らしいんですが、この作品の一番の魅力はジャッキーのお兄さん、11匹のくま。

 

彼らのキャラクターがとてもかわいい。でも出番が少ないので語るとそれでおしまいになってしまうので語りません。

 

主人公のジャッキーがみんなのスイーツを全部食べて逃げ出し「お腹いっぱいスイーツを食べられるところないかなあ」というところから始まる割りと困った子なのですが……まあ憎めないんですよね。可愛いから。勢いで飛び出してお兄ちゃんたちがいないこと寂しがったりとか。

 

キャラクターがかわいくていい作品でした。こういうシンプルでほのぼのしたのもいいものですね。

 

「ふうせんいぬティニー」

 

犬が風船をつけると二足歩行して喋ることができるようになるというぶっとんだ世界観に加えてキャラクターたちがかなり濃かったです。愉快といってもいいですね。

 

真面目な話ガチで面白かったです。おすすめです。めっちゃ笑いました。

 

ティニーが低いテンションでツッコミを入れるのが個人的にツボでした。 

 

会話の成立しないアパトサウルスとか名前を覚えられないウサギとか愉快なキャラクターたちがいたりするのですが、「他のやつがいうこと気にしていないで自分の好きなものを好きでいていいんだぜ(うろ覚え)」とか「世界には色んな初めていっぱいあるから引きこもらないで見てみよ?(うろ覚え)」とか単純ながら胸に突き刺さるセリフがいくつもありました。

 

 空から落ちてきた恐竜の卵から生まれた赤ちゃんを親の元に届けるっていうのが話の本筋なのですが、親に届けるまでの冒険だけでなく「そもそもなぜ卵が空から落ちてきたのか?」という部分に触れてストーリーを展開していく手腕が見事でした。

 

イチオシはウサギのラビィ。先程触れた記憶力の弱いウサギですがいちいち面白い。ヒゲザウルスのくだりは本当に笑った。

 

いい年した大人が1人で見に行くには少し辛いかもしれませんがとてもおすすめできる映画です。

 

 

 

 

 

 

 

(声優的な話するとくまのがっこうはラブライブの梨子ちゃんと雪穂で、ティニーは切札勝舞なんですよね)