抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

【感想】アマプラでみた映画の一口感想まとめ その2

せっかくアマプラの会費払ってるんだし、見れるだけ映画見ないとね。

 

感想は短いけどガッツリネタバレあるよ。今週は邦画多め。

 

その1はこちら↓

 

sol1116.hatenablog.com

 

 

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ハッピーエンドが書けるまで

空気感は良かったけど、感想に困る作品だった。

 

とある4人家族の恋愛模様を描いているわけなんだけど、

90分でしかも姉弟2人分+両親を描いているから惹かれ合うまでの過程が急になるわなって感じ。

 

あと洋書の元ネタ知らないとセリフの意味がわからないところもあったので、ちょっと僕の教養が足りなかった感はある。

 

盛り上がりは地味だけど、空気感と感情の動きはちゃんと書いているので見る人が見れば刺さるような気もする。

 

僕はあんまり刺さりませんでした。

 

妻の帰りを待ち続ける旦那は健気に見えて、別の女性とよろしくしていたし・・・

 

待ち続けたからこそなのかもしれないけど、最初にやらかしたの旦那の方だし・・・

 

これが私の人生設計

 最っ高に面白かった

 

これはガチ。

 

アマプラで見た映画の中では一番のお気に入り。

 

おすすめにでてきて気になった映画はウォッチリストに登録しておいて、

見終わったら基本的にウォッチリストから削除しているんですけど、

この映画だけは未だに残してる。

 

それぐらい気に入っている。

 

マジで面白いから仕事で気分が沈んでいるときとかに是非見て欲しい

 

建築士として類まれな才能を持ちながら、男性中心社会であるためにイタリアの建築業界で活躍できない女性が奮闘するお話。

 

序盤がちょっとグダっているけど、ギャグのテンポはいいし、登場人物はどこかしらに魅力があって見ていて楽しかった。

 

特に最後にとある場所からとんでもない伏線を回収したときほど笑ったんだけど、

それと同時に「仕事のために秘密を抱えている」っていう部分がすごくグッときた。

 

わかる……わかるんだよ……

 

アマプラには字幕版しか無いし、音声はイタリア語だけどそれでも見てよかった。

 

バッド・バディ!私とカレの暗殺デート

ふっつーの面白さのバカ映画って感じ。

 

見ていて気持ちの良い映画だった(この言葉封印されたら映画の感想言えない気がするな)

 

爽快感だけが残ってストーリー全然覚えてないんだけど、

殺し屋の男がヒロインのために人を殺さないようにヒロインを守る一方で

ヒロインの倫理観がだんだん狂って殺しに抵抗なくなっていくの面白かった。

 

 

記憶にございません!

 度々Prime Videoの広告出でてくるから気になってみた。

 

大笑いを連発すると言うよりは、テンポのいい小ボケを繰り返していくタイプのコメディ。

 

普通に面白かったがソレ以上の感想がでてこねえな

 

でも一番強烈あった最後のネタバラシの瞬間はよく覚えている。

 

最後の瞬間を見てからこれまでの主人公の行動を見返すと、

意味合いが変わって見えてきて味わい深い、最後で全てひっくり返すいい映画だったと思う。

 

鍵泥棒のメソッド

2日連続で記憶喪失の男が主人公の映画見た。

 

これはね……めっちゃ面白かった……。

 

売れない役者がふとした拍子で凄腕の殺し屋として生活することになり、

凄腕の殺し屋は記憶を失ったせいで、売れない役者として生活することになるところからストーリーがはじまる。

 

凄腕の殺し屋として生きる羽目になった役者はやばい人たちに絡まれる一方で、

殺し屋の方は根が真面目で向上心があるので、役者として芝居について真剣に勉強する。

 

そんな記憶を失った殺し屋と偶然であったヒロインが記憶喪失に困惑する殺し屋の世話を焼きながら、役者として地道に芝居を勉強する姿に惹かれていく……というストーリーです。

 

 冷静にまとめたらストーリー複雑すぎるな? 

 

あらすじだけで9行も使っちまったよ。

 

1つ前に紹介した映画の感想とか8行だぞ(※面白かったという気持ちは本音です)

 

でもくっそ面白かったからちゃんと紹介したくなったんだ。

 

映画の特徴としてはシュールなギャグが多めなんだけど、殺し屋という設定のせいで緊張感があって大笑い出来るような感じではない。

 

ただ、ある時殺し屋の記憶が戻るんだけど、売れない役者に演技指導始めたところはくっそ笑った。

 

キャラクターの話をすると、とにかく殺し屋が魅力的で、記憶を取り戻した後も強面のままヒロインには敬語だったり、ヒロインのことを大事に思ったり、なんだかんだで売れない役者の世話を焼いたりする側面が素敵だった。

 

一方で、役者の方は基本ちゃっかりしているしコミカルなキャラなんだけど決めるべきところはちゃんと決め(ようとし)たり、人を助けることに「俺がやるしか無いだろ」って思う当たり、根っこのところは超がつくほどの善人な部分があるのがいいね。

 

で、この2人を比較するときれいな対称性が出来上がって物語をさらに盛り上げてくれる素晴らしい映画。

 

最後の落とし方で急に馬鹿になるところも良かった。

 

この映画はマジで面白かった。

 

ぜひ見てくれ。ただ、前半1時間の雰囲気がパリッとしてるから仕事終わりに見るのはおすすめしないぞ!(経験談)

 

休みの日にゆっくりみてくれ。

 

仕事終わりに見るなら「これが私の人生設計」がおすすめだ

 

八日目の蝉

 見ていて辛かった……。いや、つまんなかったわけじゃなくて設定が重い。

 

生まれて間もない頃に自分を誘拐した人を母親だと思いこんで、4歳まですごし

4歳からは自分を育てた誘拐犯と引き離されて、実の両親と18年間生活した女の子が主人公。

 

前半に色々あって、後半で誘拐犯と過ごした4年間を振り返るんだけど・・・

主人公と主人公の実の母親の両方が幸せになる道がないのがしんどすぎる・・・

 

面白かったんだけど、見終わった後に心の中をクソでかいナイフでえぐられた。

 

休日に見てよかった。仕事終わりに見てたら生きられなかったかもしれん

 

ステキな金縛り

三流弁護士が、幽霊の証言を元に依頼人の無罪を証明しようと奔走するお話。

 

幽霊は特定の条件を満たした人にしか見えないんだけど、見えない人に存在を立証させる過程とか、見える条件を調べる手探り感が見ていて楽しかった。

 

最終的に無罪を証明する理論は筋が通っていたし、真犯人に罪を認めさせる方法も作中ではっきり描写されていたことをかき集めた結果で美しい。

 

ただ、幽霊はあくまできっかけで、傍聴人全員がわかる形で証明してほしかったな~

というのが個人的なワガママ。

 

まあ、きっかけが幽霊によって得られたものでも、真犯人を科学的に証明された方法で示す手段がある(明言はされなかったけど)のでいいのだけど・・・この感情は似たような設定の逆転裁判に影響されているせいですね。

 

 

次回はこちら

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