抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

ラブライブサンシャイン2期4話感想

無理……尊い……

 

 

 

 

 

 

で、終わらせたい。けど3話まで書いたら4話もちゃんと書いておきたいんですよ。

 

素晴らしすぎて直視できるようになるまで5回見る必要がありました(現時点でさらに10回は見た)

 

あらすじ

今回の主役は僕の推しである黒澤ダイヤ

 

無事予備予選を突破したAqours。そのことに喜ぶかなまる、よしまりの距離の近さに黒澤ダイヤは疎外感を覚えます。

 

メンバーとの距離を縮めるために彼女が四苦八苦するお話です。

 

え? Aqoursの財政難を解決する話? 細かいことはいいんですのよ。

 

f:id:SOL1116:20171030184202p:plain

 

流石に距離感近すぎません?

 

黒澤ダイヤは素直になれない

黒澤ダイヤは真面目でしっかり者のお嬢様です。

 

高嶺の花、彼女は彼女の回りの人にとって(意識的かはともかく)の理想の姿であり続けようとします。

 

しかし彼女自身は1人の女の子、同級生の二人が打ち解けられているのに自分だけ「さんづけ」「敬語」である事実に少しの寂しさを感じています。

 

なので一番付き合いの長い2年生から距離を縮めようとするのですが

f:id:SOL1116:20171030185659p:plain

 

フレンドリーに接してみようとしても最初に述べた彼女の性質故にどこかぎこちない。

f:id:SOL1116:20171030185651p:plain

そして、すぐにいつもの硬いダイヤさんに。

 

話はそれますが、いつの間にか練習着が秋服に変わってますね。

 

f:id:SOL1116:20171030185928p:plain

髪のまとめ方も変わっています。とてもかわいい。

黒澤ダイヤは嘘をつけない

 本編中でも語られているように黒澤ダイヤは「ちゃんとしてる」

 

1期序盤において高海千歌の障害として立ちはだかった彼女

 

「部員の数がたりていない」「オリジナル曲でなければいけないのに作曲できる人間がいない」

 

高海千歌を否定した彼女の言葉は常に正論でした。

 

間違っていることは間違っていると言う。

 

この「正しさ」もまた彼女の本質の1つです。

 

曲がっていることを良しとしない彼女はウソを付くこと、ごまかすことが得意ではなく、ごまかすときにはほくろをかく癖がある。

f:id:SOL1116:20171030194643p:plain

f:id:SOL1116:20171030194648p:plain

 

それはカナンとマリーが初めてダイヤとあったときから変わらない彼女の癖。

 

もちろん、正しさと同時に素直さも持ち合わせてるので単純にごまかすのが苦手な部分もあるでしょう。1期8話でボロがでてしまったように、すぐ顔に出てしまってます。

 

f:id:SOL1116:20171030194936p:plain

見てください。このだらしない顔。

 

でも言葉は素直じゃない。なぜならちゃんとしている自分を保とうとする性質があるから。

 

素直だけど素直じゃないなあ……もう。そこがかわいんですけど。

 黒澤ダイヤは情熱的である

先程あげたものとにていますがこれは「黒澤家に生まれたことによる性質」ではなく「生まれ持った本質」だと思うので分けてみました。(あとこう言うところが好きだから語りたい)

 

黒澤ダイヤは熱い女です。感情豊かです。1期10話のスクールアイドルへの愛情もそう。さきほどのだらしのない顔もそう。思ったことがそのまま行動や顔に出てくるタイプなんですよね。

 

f:id:SOL1116:20171030202814p:plain

 

雲の上の存在に見える彼女も後輩たちと仲良くなった姿を想像してニヤニヤしちゃう可愛いところをもってるのです。表情豊かなのです。

f:id:SOL1116:20171030202808p:plain

ところでこの距離感、貴女は一体どんなポーズを後輩にお願いするつもりなんですかね。

 

黒澤ダイヤの間違い

1,2年生との距離を縮めたいと願う黒澤ダイヤ。しかし、熱血な黒澤ダイヤ黒澤ダイヤらしくあっても、フレンドリーな黒澤ダイヤ黒澤ダイヤらしくありません。

 

f:id:SOL1116:20171030220229p:plain

 

 このように明らかにおかしなことをしていても「ぶっぶーですわ!」といわずに優しく諭す姿は本当の彼女ではないのです。(国木田さんもやばいけど高海さん、貴女は旅館の娘ですよね?)

 

黒澤ダイヤは「ちゃんとしている」自分を保とうとする性質がある。

 

それに加えて、 誤魔化すこと、自分らしくない自分の姿を振る舞うこと、すなわち自分の姿を偽ることは彼女は不得手。

だから無理にフレンドリーになろうとする姿はどこかぎこちない。

 

でも、このままでは皆との距離を縮めることはできない。どうしたらいいのでしょう?

 

答えは簡単です。距離があるという前提そのものが間違っている。

 

ただ呼び方だけで距離があると勝手に思っていただけなのです。

 

 黒澤ダイヤは硬い。でも、それはただ硬いのではなくメンバーが迷ったとき頼りになれる、導く力を持っているし、メンバーが間違った方向に向かったらちゃんと叱ってくれる。

 

そんな「ちゃんとしてる」ところを尊敬して、愛しての「ダイヤさん」だったんですよね。

 

ダイヤさんでいて欲しい。そのままで魅力的だと。これは1期5話の善子への言葉と同じですね。

 

普通星人だからこそ、人の持ってる魅力に気づき伝えられる、これは高海千歌の素晴らしいところだと思います。

 

 そんな「ちゃんとしてる」ところ「自分らしさ」を褒められた「ずっとダイヤさんでいて欲しい」といわれた黒澤ダイヤ

f:id:SOL1116:20171030224400p:plain

「私はどっちでもいいのですわよ、別に」

 

と、ほくろをかいてごまかすのでした。この部分が本当にかわいい……。

 

ごまかしているのは「ダイヤちゃん」と呼ばれたい気持ちだけじゃなく、照れもあるんじゃないかなと僕は思ったりしてます。

 

そして「ダイヤちゃん」と呼べないのではなく敬意を持って「ダイヤさん」を選んでいる証拠として最後に「ダイヤちゃん」と呼ばれた彼女は

f:id:SOL1116:20171030224729p:plain

照れと嬉しさの混じったかわいい微笑みを魅せるのでした。

 

EDのソロダイヤさんも本当に良かったなぁ……

 

そしてEDムービーの最後を飾るのは……当然……

 

f:id:SOL1116:20171030225214p:plain

ってお前かーい!!!!