今週読んだ本の感想を軽く語る記事のその27です。
読んだ本には僕の好みへの適合度を示す指標として以下の基準で点数をつけていきます。
10~9:文句なしに好き。10点は特に好き
8~7:気になるところはあるけど見てよかった。面白かった作品。
6~5:面白かったけど、なんか気になる、もやもやするという部分が勝る作品。
4~3:最後まで見たけど、あまり感じるものがなかった作品
2~1:最後までみてもなんか納得できなかったり、無理して最後まで見た作品。
0:嫌い。
X:評価不可能
#53 星の王子さま(訳:倉橋由美子)
X:評価不能
童話チックな大人向け小説という感じ。
文体こそ子供向けの絵本のようですが、妙に遠回しに大人をチクチクと刺してくる作品でした。
ただ、比喩として描かれているダメな大人があんまり回りにいないのでそこまで刺さるところがなかったのも事実です。
めちゃくちゃ面白い! みたいな作品じゃないんですけど、どこか趣があって心には残るという不思議な作品でした。
……本当にこれぐらいしか書くことができない。