ブーバーン。
ダイヤモンドパールで初登場したブーバーの進化系。
公式からは特殊炎タイプの最強クラスと評価を受けて配布された実績のあるポケモンである。
余談だが同じ企画で僕の推しポケであるドンカラスは特殊悪タイプ最強クラスとして紹介されていた。何をもって特殊最強なんだろう……ヘルガーの方が特攻種族値高いのに……(物理枠はマニューラだった)
話を戻そう。
かつては最強の名声を得たポケモンだが、現時点では正直、微妙である。
確かにダイパの時点では準伝ではない炎ポケモンの中では最高の特攻種族値を持っていたが、その座はダイパ発売の数年後にシャンデラに奪われてしまった。
……というか、別に第4世代の時点でもゴウカザルというライバルが強すぎてずっと何とも言えない立ち位置のポケモンである。
入手手段も無駄にめんどくさい*1
そんなブーバーンであるが、今作にて実に興味深い強化をもらえたので色々考えてみたいと思う。
SVでのブーバーンの強化内容
”この指とまれ”を習得した。
だから何? という話かもしれないが、炎耐性、氷耐性を持つ”この指とまれ”使いは今まで存在しなかった。
……正確には第5世代のポケモンパンキャンペーンで配布されたゼニガメと、実はXD産ブーバーが覚えられるのだがあまりにも限定的すぎるのここでは除外する。
少なくともSVではブーバーンしかいない。*2
特性・ほのおのからだを持っているので、神速などの接触技を引き付けてワンチャン火傷を狙う……みたいな動きもできる。
ちなみに、ハイパーボイス、はたきおとすなどのそこそこ有用な技を習得した。
ブーバーンの抱える課題
※画像はポケモン徹底攻略(https://yakkun.com/sv/zukan/n467)より引用
物理耐久がひっくい!!!
HB特化してようやくA特化カイリュー(持ち物なし)のノマテラ神速を2発耐えられるようになる。火力補助アイテムあったら2発で沈む。
この耐久で物理のこの指を任せるのはちょっと怖い。
ついでにすばやさも83と低め。具体的にはゴリランダーより遅いのでこの指では猫騙しを吸えない。
正直、これやるなら輝石対応していて素早さ種族値も高い進化前のブーバーでいいんじゃないか・・・? という気がしている。
ブーバーって特攻も輝石なしの物理耐久もあんまり差がないし。
さらに言うと、この指とまれというギミックが強いのかという疑問もある。
受け身のギミックだし、横に立つポケモンが強力であってこそ意味を成すものだからね。
ただ、やっぱりこういう独自性を持ったポケモンについて考えるのは楽しい。
HB特化@ゴツメとかでユニークな動きとかできないかな。