はじめに
先日書いた以下の記事の修正版です。
強化点見逃していたり、考えが変わったポケモンがいくつかいるので修正版を書くことにしました。
また、既存ポケモンをすべて書くとえらい長さになったので、
注目度別に記事を分けて投稿しようと思います。今回は注目度★4編です。
注目度★4の定義
既存の型を順当に強化しているだけですが、
強化の度合いが明らかに大きいと思ったポケモンが該当します。
傾向として、新規習得技に有用なものが極めて多いポケモンや、
テラスタルとの相性が極めて良いポケモンが多いです。
前回からの変更点
★5編と同様、フォーマットを変更しました。
下記のポケモンを★3以下から★4に格上げしました
下記のポケモンを★4から★3に格下げしました
- ラッキー/ハピナス(再生技のPPが軒並み5に下がっていることを見逃していた)
- ゴルダック(濁流没収を見逃していた)
- キリキザン(冷静に考えると持ち物バレのリスクと脅威度が見合ってない)
- ワタッコ(ドレディアというライバルと比較すると微妙だと気づいた)
エルレイド
強化点①:新特性「きれあじ」の追加
前回、普通に見逃していたんですけど新特性「きれあじ」をもらっていました。
切る技の威力が1.5倍になるという新特性で、現時点でこの特性を持つポケモンはミガルーサしかいないという準専用特性となっています。
エルレイドが覚える技のうち、「切る技」に該当するものは一致技"サイコカッター”、
ダイパ発売と同時にジュカインから専用技の座を奪い取った"リーフブレード"をはじめとして非常に選択肢が豊富であり、
フルアタ型にしても前作から覚えられた技だけで技スぺを埋めることができます。
そして、エルレイドの強化はそれだけにとどまりません。
強化点②:せいなるつるぎの習得
前の記事を書いた時点では「ふーん、そうなんだ」ぐらいに思っていた、
なんなら、
”せいなるつるぎ”は積極的に使う技ではありませんが、持っていて困る技でもありません。ありがたく受け取っておきたいところ。
という風に書いていましたが、”せいなるつるぎ”が前回見逃していた「きれあじ」の対象になるなら話は別。
能力ランクを無視した威力135のタイプ一致技として使えるのは「ありがたく受け取っておく」なんてものじゃありません。普通に脅威です。
まあ、とはいえ……エルレイド自体が種族値的に高スペックなポケモンというわけではないので「なめてたら痛い目を見る」ぐらいになると思います。
カイリュー
強化点①:ノーマルテラスタルとの相性の良さ。
カイリューのステータスで神速がタイプ一致になるの普通に強いなって思いました。
っていうか実際めっちゃ暴れてるらしいですね。
ガブリアス
強化点①:テラスタルとの相性の良さ
4倍弱点持ちでステータス優秀なポケモンが好きなタイプに変えられる事象がそもそも強いです。
ガブリアスはもともと耐久数値が優秀なポケモンなので耐性で受けるよりは、
もともとのタイプを持っているドラゴンか地面にして火力上げるのが強そうですね。
というか、今私は地面テラスタルガブの構築考えてます。
全く別のタイプに変えるならフェアリーに強い鋼タイプとか無難に強そう。
強化点②:アクアブレイクの習得
命中安定+確率で防御ダウンという優秀な水技、アクアブレイクを習得しました。
アクアテールが使われることはあんまりなかったですけど、
癖がなくて使いやすいアクアブレイクならもしランドロスがパルデアにやってきたときの有効打となりうる……かもしれないですね。
バンギラス
強化点①:”パワージェム”の習得で特殊型が選択肢の1つとして有力に
ダイパで登場して以降、なかなかタイプ一致かつ高威力でパワージェムを使えるポケモンはほとんどいなかったのですが、とうとうバンギラスが習得。
ルナトーンと並んで最高火力のパワージェム使いとなりました。
もともと特殊技の選択肢が豊富なポケモンではあるので、特殊型を考えるときの地盤がより強固なものなったといえるでしょう。
まあ、特殊バンギというポケモンが強いかどうかはともかく、
命中100の岩技がメイン火力として実用的な範囲まで来たのは結構大きな出来事だと思います。
強化点②:テラスタルとの相性の良さ
バンギから4倍弱点消えるって怖くないですか……?
岩タイプにテラスタルすれば岩技の威力上げつつ、4倍弱点消せるのでなかなか厄介な性能になるでしょう。
……って思ったんですけど実際はそこまでバンギラスはやってないらしいですね。
強化点③:こごえるかぜの習得でS操作が可能に
高い攻撃を活かせないのは惜しいですが、味方を巻き込まないS操作技のこご風を習得。
バンギは普通に殴ったほうが強い気もしますが、耐久が高くて殴りもできるサポーターみたいな位置づけを取れる・・・かも?
ちなみに、サポート技として手助けできるようになりました。
キノガッサ
強化点①:インファイト習得によるメイン火力の向上
シングル勢に数々のトラウマを植え付けてきたキノガッサですが、
格闘技がとテクニシャン込みで威力90となるマッハパンチ、
攻撃ダウンが痛い馬鹿力、胞子前提の気合パンチぐらいしか選択肢がなく、
格闘技使いとしてみると少々癖の強いポケモンでした。
まあ、きのこの胞子のおかげでそれでもいかれたぐらい強かったですし、
別にテクニマッパでも割と十分な火力はあったんですけどね。
そんなキノガッサが使い勝手のいい高火力格闘技、インファイトを習得。
襷テクニシャン型は技スぺの関係でマッハパンチを優先するかもしれませんが
スカーフ型で連発しても火力が落ちない威力120が出せるようになったのは大きな強化点だと思います。
っていうか、USUMより強くなるんだなあ、このポケモン。
強化点②:つばめがえし習得による対草タイプ性能の向上
第6世代から草タイプに対して胞子が効かなくなったため、
相対的に弱体化していたキノガッサですが、テクニシャン対象の飛行技つばめがえしを習得したため、胞子を無効化しにきた草タイプを突破できるようになりました。
特に効いてくるのはモロバレルですかね。
強化点③:"じならし"の習得
第6世代でローキックに露骨な調整を入れられ以来、
テクニシャン対象かつ、素早さダウン効果を持つ技を再び使えるようになりました。
素早さダウン技が選択肢に入ると何が厄介って、
迂闊に後出しして素早さ下げられたら次のターンきのこのほうしで嵌められる危険性におびえなければいけないところ。
きのこのほうしで先手とれると多少の相性不利はひっくりかえせてしまうのが恐ろしい。
ヤミカラス/ドンカラス
ドンカラスについてはこちらの記事をご確認ください。
ちなみにヤミカラスなんですが、現在パルデアのダブルバトルで猛威を振るっています。
Tier表ツールが最終進化系しか出せないせいで、ドンカラスがヤミカラスのプロキシ(代用品)として使われる程度には強いです。
というのも、ヤミカラスはパルデア地方で唯一、いたずらごころ+おいかぜができるポケモンだからです。
そりゃ使われるわ。
また、突然の準伝&パラドックスポケモン禁止により、
サザンやガブといったドラゴンポケモンたちが暴れまわっているわけですが、
サザンドラと組めば”くろいきり”で流星群使用後のとくこうダウンを無効化し、
ガブリアスと組めば”じしん”を無効化しながら”おいかぜ”や”さきおくり”で素早さ操作ができるため、
サポートポケモンとして大活躍中とのこと。
さらにタイプ一致イカサマで最低限の火力もある、特に新ポケ最強格と名高いサーフゴーに刺さるのも評価点。さらに持ち物は進化の輝石固定なので持ち物枠も奪わない。
いたずらごころある優秀な若手が成長したら自信過剰になって攻撃的なくせに活躍できなくなる……なんだか生々しいですね。
ちなみに某動画投稿者の概要欄には「ドンカラスには進化させません」って書いてありました。悲しい。
というわけで★4編は以上です。
注目度★5のポケモンが気になる方はこちらからどうぞ。