今週は低気圧がひどくて仕事も読書も進捗最悪でした。
それでも何とか一冊は読めた・・・えらい!
ということで、今週読んだ本の感想を語る記事その61です。
先週はお休みしましたが忙しかったのではなく、普通に一冊読むのに二週間かかっただけです。
読んだ本には僕の好みへの適合度を示す指標として以下の基準で点数をつけていきます。
10~9:文句なしに好き。10点は特に好き
8~7:気になるところはあるけど見てよかった。面白かった作品。
6~5:面白かったけど、なんか気になる、もやもやするという部分が勝る作品。
4~3:最後まで見たけど、あまり感じるものがなかった作品
2~1:最後までみてもなんか納得できなかったり、無理して最後まで見た作品。
0:嫌い。
X:評価不可能
#97 レプリカだって、恋をする。
7点。
特殊な能力によって作り出された女の子のレプリカが主人公のお話。
ページ数、1ページの文字量が多すぎず少なすぎず、ちょうどいい塩梅で非常に読みやすかったです。
タイトル見た感じ、レプリカの存在が当たり前の世界なのかと思いきや、レプリカを作れるのは主人公(レプリカ)を作った女の子(オリジナル)だけでした。
レプリカはオリジナルに内緒で好きな子と仲良くなりたい。
でも、レプリカの存在を知らせるわけにはいかない。
というジレンマを解消するために「話しかけてもいいサイン」と称してレプリカとオリジナルの見分け方を伝える展開が個人的にツボでした。
しがらみを解決するための秘密のサインみたいなの、すごく好きなんですよね。
レプリカという特殊な存在故の苦悩とその解決を丁寧に描いた良作だったかなって思います