今週読んだ本の感想を語る記事その70です。
読んだ本には僕の好みへの適合度を示す指標として以下の基準で点数をつけていきます。
10~9:文句なしに好き。10点は特に好き
8~7:気になるところはあるけど見てよかった。面白かった作品。
6~5:面白かったけど、なんか気になる、もやもやするという部分が勝る作品。
4~3:最後まで見たけど、あまり感じるものがなかった作品
2~1:最後までみてもなんか納得できなかったり、無理して最後まで見た作品。
0:嫌い。
X:評価不可能
#106 午後4時。透明、ときどき声優
8点。
地味で普通の女子高生が、人気声優の替え玉を演じるという話。
当然、入れ替わった普通の女子高生には演技経験がないわけですが、替え玉として通じる程度まで芝居の技量を磨いていき、芝居の面白さにどっぷりとつかっていく過程が良かったと思います。
特に終盤、「演じる人」を演じることの限界にぶちあるとこ、最後のオーディションに合格した理由、といったところに芝居の面白さをぶつけて着れくれたのが良かった。
ただ、主人公の女子高生の好感度は個人的にすごく高かったのですが、入れ替わりお願いしてきた人気声優の替え玉をお願いしてきた理由が、演技に対して誠実じゃなものだったのが残念でした。その割にオーディションに落ちていっちょ前に落ち込むので猶更「調子いいな」と思っちゃいましたね・・・どうしても、もやもやした気持ちを抱えちゃいます。