抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

【感想】小説の一口感想まとめ その76

帰省時に本を置いてきたので先週は更新できませんでした()

 

今週読んだ本の感想を語る記事その76です。

 

読んだ本には僕の好みへの適合度を示す指標として以下の基準で点数をつけていきます。

 

10~9:文句なしに好き。10点は特に好き

8~7:気になるところはあるけど見てよかった。面白かった作品。

6~5:面白かったけど、なんか気になる、もやもやするという部分が勝る作品。

4~3:最後まで見たけど、あまり感じるものがなかった作品

2~1:最後までみてもなんか納得できなかったり、無理して最後まで見た作品。

0:嫌い。

X:評価不可能

 

 

#112 いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。

いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。 (ガガガ文庫 ガよ 3-1)

 

1点。

微妙オブ微妙。

 

<粗筋>

過去に作った元Vtuber(※意訳)のガワがある日主人公の元に現れたことをきっかけに、そのガワを使っていたヒロインと再会。

二人の憧れと現実、二人がなりたか自分を思い出していく……という話。

 

要するに、「自分というキャラクターって曖昧だよね。なりたい自分と、それになれない自分の間で葛藤しちゃうよね」というテーマ……らしいです(公式サイトの推薦文より)。

 

「らしい」という言い方をしたのは、私が本作がそういう物語だと読み取れなかったせからです。

どうしてかというと、まず、時系列があっちやこっちやへと移るので話の流れが掴みにくい。

そして、主人公の考えや行動に全然共感ができない。

なので、物語のテーマを理解できず、どういうゴールを目指すのかが掴めなかった、という感想です。おしまい。

・・・って、なってしまうのは私が割と自分に正直に生きてきた、お気楽な人生を送ってきたから、なのかもしれないですね。

あんまり自分の存在について悩んだことがないもので……。