闇を吐き出した記事は決別するため消しました。
……が、まあそれだけではモヤモヤは晴れないわけで。
幸せだった部分を思い出して元気を取り戻そうとしても途中から左側から聞こえる大声で上書きされていくんですよね。
もちろんそこから先もある程度までは楽しさもあったはずなのですけど。
なのでライブのことを思い出すのはやめて気晴らしに上野の国立科学博物館に行ってきました。
すっっっっっっっっっっっっっっっっっっごく楽しかった。
(※テンションそのまま垂れ流してるので文章がいつもより雑です)
小学生の頃に何度か行ってたけど大人になってから見るとまた違うなあ……。
多分小学生のときと展示は変わっていると思いますけどね。(1年前にもいったけどまた新しい発見があったし企画展変わってたしセーフ)
企画展や特別展ばっかり重視されてますけど常設展は何度見ても楽しいんですよ。
僕は物理系、っていうか工学系の人間ですが生物が一番ワクワクする。
特に恐竜。何歳になってもはるか昔にあんな大きな生き物が地球にいたっていうのが興奮します。
去年はトリケラトプスに夢中になって気づかなかったんですけどすぐ近くにパキケファロサウルスの骨格標本もあったんですね。
今はパキケファロサウルスが頭突していたって説は否定されてるらしいですね。
少なくとも骨だけを見る限りは無理だとかなんとか。
じゃあなんであんな頭蓋骨持ってるんだろう……
ティラノサウルスの前足もなんであんなに小さいんでしょうね。
進化(退化)の途中ってことなんでしょうか。
個人的には爪楊枝説が好きです。届かないんじゃね?って思うけど好きです。
動物の構造って面白いですよね。構造1つ1つに理由があって(異性へのアピールのためだけにある例も多いですけど)、でもどうしてそういう発想になったんだろう。
生き物のシステムを考えている何かがいる、みたいな突飛な発想がでてきちゃうぐらいには面白い。
恐竜の話に戻りますけどフタバスズキリュウとかもかっこいいですよね(厳密には恐竜じゃないとか言うのは言わないお約束)。ヒレが好き。
船のできた時代にこういう首長竜がいたらどうなるんだろうなとか勝手に考えてます。
「海難事故、フタバスズキリュウによる被害」みたいな見出しが新聞を飾ったり。
海見てたらすげえデカイ生き物が首だけだしてこっちをみている、とか。
これ生物好きっていうかただの中二病とか妄想癖こじらせてるだけだな……。
大きな生き物ってなんであんなにワクワクするんでしょう。
でっかいカニとかダイオウグソクムシとか。
他にも様々な地域の陸上生物の剥製(シカとか虎とか)が展示されていたんですけど海外の生き物大きいなあ……
日本にもオオスズメバチとかやばいやつはいるのは知っているんですけど海外の生き物は全体的にでかい。(企画展のまりももめちゃくちゃでかかったけどちょっとベクトル違いますよね)
シカとかこんなん遭遇したら死んじゃうよ……。
実際、アメリカでは死者毎年でてるらしいですし。
発掘されたものからわかる昔の人の暮らしみたいな展示を見ていて思ったんですけど下半身を隠すっていう概念はいつできたんだろうっていうものすごくしょうもない疑問についてひたすら考えていました。
船の模型に乗ってる人たちがみんなふんどし(?)一丁だったからつい……
地学、生物って回ったあとは一応本職の物理学のコーナーへ。
いやあ、よくわからないなあ(白目)
でも、いつも何気なく試験問題解くときに使ってる物理法則(こういうのあんまりよくないんですけど)とかを実際に体験できるいい機会でした。
それに多分、わかりやすく面白い。
ガリレオの考えた温度計とかもあんなにすぐ反応が出るもんだとは知りませんでした。もっと時間かかると思ってた。
恐竜でテンション上がりすぎてエネルギー使いすぎたんでそこまでちゃんと見てないんでこれくらいでおしまいなんですけど電磁気のコーナーとかすっごく面白いと思いますよ。
ちゃんと勉強すると頭抱えるんですけど。っていうかまだよくわかってないんですけど。
フーコーの振り子っていう地球の自転を証明するための実験装置もよかった。
すっごくシンプルなんですよね。美しい。
こいつが展示されてるのは関東だと東京に2件だけなんで見に行きましょう。
上野の国立科学博物館620円で信じられないくらいたくさんの展示をみることができるのでコストパフォーマンスが最高なんですよ。
急いで見ても2時間は潰せます。いやまあ有名だしデカイんで結構な人が行ったことあると思うんですけど。
童心にに帰れる。近くの博物館めぐりでもしようかなって思った秋の初めでした。
おしまい