オニナッツ~~~~~~~~!(内容とは何の関係もない挨拶)
前置き(超長い)
公開直後(能力修正前)は紙のハンゾウが強力なカードだったことも相まってさんざん酷評されてましたね。
まあ、ニンジャストライクを実装できないのは、
(基本的には)自分のターン中に相手が効果発動の有無を選ばないといけない以上、多くの問題が生じてしまう以上仕方ないです。*1
結果としてオロチムのように忍者ストライクをシールドトリガーに置き換える形で実装されたわけですが、オロチのような踏み倒しはともかく、ハンゾウの効果だったら多少の強化があるでは?と思いきや
- 受け札として機能する条件が「7マナたまってる&盾に埋まっている」と紙より厳しくなってる
- 除去効果は紙と据え置き。しかもターンの終わりに戻ることまでセット。
- 受け札としてのコスパが悪いくせに、レアリティはSR
という超絶残念仕様。
さすがに使われなさ過ぎて、シールドトリガーとなる条件が「マナゾーンに闇のカードがあること」まで緩和されました。
それでも世間の評価はやや厳しめというか、正直使ってる人みたことないです。
なんならルカのヒーローズカードがハンゾウだったことに不満を漏らす人たちも見かけたぐらいです。
ただ、まあそのヒーローズカードの実装を機会にバルカディアスデッキに入れて使ってたら思ったんですよね
正直、紙より強くね?
紙版のハンゾウが出た当初なら使わないですけど2022年のデュエマだったら、
正直、ドルマゲドンに入れたいカードですね。
まあ、現代デュエマでのハンゾウの強みは後で語るとして、
ハンゾウを使ってて強いと思った点をまとめてみようと思います。
【目次】
- 前置き(超長い)
- 正直、紙より強くね?
- 強み①:バルカディアスの進化元として優秀
- 強み②:破壊耐性が便利
- 強み③:ダブルブレイカーである
- 強み④:2ターン目から受け札として機能する
- 総括
- おまけ:現代デュエマの話
強み①:バルカディアスの進化元として優秀
デーモン・コマンドという種族は環境最強カードであるバルカディアスの進化元になれる種族です。
つまり、受け札としてではなくコストを支払って使う場合なのですが、
こいつマジで強いぜ???
バルカディアスの進化元で、こちらに選択権のある除去cipを持ってるのってこいつとヴァーズ・ロマノフだけなんですよ。
ただヴァーズ・ロマノフは墓地肥やしが必要なので、余計なことを考えずに出せるのってホントにハンゾウだけなんです。
(サイキック含めたらガンヴィートとかいるけど)
相手のやりたいことを邪魔しながらバルカディアスの進化元を用意できるという点、正直無茶苦茶強いと思います。
特にデストラーデやチャクラを除去できるのがむっちゃ強い。
そのくせなぜかこいつは破壊耐性を持ってるんですよ。
強み②:破壊耐性が便利
ターン1回で破壊しか防げないとはいえ、相手の盤面どかした生き物が、バルカディアスの進化元としての役割を果たしやすくなっている点がすごくえらい。
で、破壊耐性があるということは自分のバルカディアスの破壊からも守れるということを意味してまして。
パギャラや不滅ギャラクシーでも同じことは言えますが
ハンゾウ以外にバルカディアスの進化元がいれば、呪文ロックしたうえで盤面有利の状況を作れます。
ただ、ここまでは「紙のハンゾウのほうが強いじゃん」という話。
強み③:ダブルブレイカーである
忘れちゃいけない。デュエプレのハンゾウは紙と違ってダブルブレイカーを持ってます。
バルカディアスと合わせれば盾を割り切ることが可能です。
まあ、これもパギャラや不滅ギャラクシーと同じなんですけど。
強み④:2ターン目から受け札として機能する
バルカディアスの進化元として
- 相手の盤面に触れるという独自性を持つ
- 7コスで破壊耐性を持っているので、次のターンのバルカディアスにつなぎやすい
- バルカディアスと合わせて盾を割り切れるダブルブレイカーもち
という強みを書いてきましたが、
そ・の・う・え・で、
デュエプレのハンゾウは紙版と違い、2ターン目から受け札になれるんです。
つまりビートダウンへのメタになりうるんです。
まあ、気持ち程度ですが、上記の役割を持ちながら、受け札としては以下のクリーチャーを除去できるのは悪くないと思います。
- キリンソーヤ
- マッドサクラン(相手の進化が場にいるときも含む)
- シンカイヤヌス
- ダイヤモンド・クラック
- カゲキリ
トリガーで出しておきながら、山札下に戻るのは少々惜しいですが、
山札下に戻ったら戻ったでランブルの覚醒に使えますしね。
総括
確かに、デュエプレのハンゾウは、
防御札としての性能は紙版に大きく劣ってはいますし、
見つけられた強味もバルカディアスという優秀なフィニッシャーあってこそではありますが、
世間(あいまいな主語)で文句言われるほど弱いカードではないと思います。
闇のコマンド、あるいはデーモン・コマンドの重要性が高いデッキであれば、
あるいは今後、ハンゾウから進化できる強力な進化クリーチャーがでてくれば、
かゆいところに手が届く便利なカードとして採用を検討する価値はあります。
まあ、2400ポイント支払ってまで生成するほどかと言われたら正直怪しいですけどね。
VRぐらいでよかったなあとは思いますが、パックで引けたら十分使えるカードですよ。
おまけ:現代デュエマの話
現代デュエマには「コスト5以上の火、または闇のコマンド」を「召喚する」ことで、最大4回まで異なるボーナスがもらえるカードがありまして、
そのカードを使ったデッキタイプをドルマゲドンというのですが、
デュエプレのハンゾウは真面目にこのデッキに採用したいカードなんですよね。
まあ、正直ドルマゲドンというカードはかなり複雑なんで詳細は調べてください。
以降、現代デュエマを知っている人向けに書きます。
ドルマゲドンはあんまりマナがたまるデッキじゃないので、
いくら5コスと以上のコマンドで、
ニンジャストライクという形で「召喚」できるとはいえ、
7マナ必要な紙のハンゾウは速攻に対する受け札として採用しくいんですよ。
したがって、シールドトリガーを使って相手のターン中に封印をはがしたいわけですが、火、闇のコスト5以上のコマンドもちシールドトリガーってパッとしないんですよね。
ドルマゲドンというデッキでまともに使えるのはこいつらぐらい。
受け札としてみた場合、キザムとボロフはどうしてもFORBIDDEN STARのスレイヤー付与効果を使わないといけない場面が多いんですよね。
ただ、スレイヤー付与って1回しか使えない奥の手みたいなところあるので極力とっておきたいんですよ。
そこで、デュエプレのハンゾウが2ターン目盾からでてこれるようになると実はちょっとうれしい。
FORBIDDEN STARTの「パワー1111以下のクリーチャーを除去」とかいうブレイズクローを倒す時ぐらいにしか使えない効果*2が、
ハンゾウによって7000以下のクリーチャー破壊に変わるんですよ。
ニンジャストライクもちのハンゾウと違って、これを相手の2ターン目からできるるのがえらい。
特に大きいのがキャンベロレッゾStarをワンパンできる点。
他にもスレイヤー付与を消費せずに除去できると嬉しいのはこのあたりですかね。
正直、キザムやツインパクトになったドルブロ、
攻撃にも使えるボロフを押しのけてまで採用するかどうかは疑問ですが
今の紙版のハンゾウよりはほしいカードだなあ、って思います。