サンシャインがあるから後期の授業耐えられる。そう思いました。
(※後期は2月まで、サンシャインは12月でおしまい。詰んだ)
テンポはいいしμ’s2期と同じようにキャラのかわいさを掘り下げていってくれましたね。
そんなこんなで2話の感想をポイントごとに小分けにして綴っていこうかなと思います。
二手に分かれての作業
今回いいなって思ったのは3年生が過去に活動していたことを活かしていたところ。言い換えるのなら「二手に分かれて作業ができる」ということを示したところですね。
μ’sとの比較になっちゃうんですけどμ’sは園田、西木野、南(あと絢瀬)への依存度が高かったんですごく新鮮でした。
スクフェスのストーリーではそれとなく分担作業ができることには触れていたのですがアニメでもやってくれたってところが好き。
特にルビィちゃんの裁縫が得意という設定を拾ってくれたのは嬉しい。1期はただのマスコットだったからなあ……。
マリーのメタル好きって言う設定も拾ってくれたところもポイント。
旧Aqoursの分担も 明言してくれたりしたのもうれしいですね。そっか……果南ちゃん作詞担当だったのか……
マリーが作曲担当なのは予想通りなんですけど作詞はダイヤさんがやっていると思ってました。
でもお裁縫している黒澤姉妹もかわいい(ここについては後で詳しく語ります)
妹が褒められていると気に誇らしげなダイヤ様。
怖がり果南ちゃん強がり果南ちゃん
反則だって。
普段サバサバしてるカナンちゃんが怖がるだけじゃなくて強がるのはズルいって。2連続センター狙うつもりか。
この逃げるときの走り方。何だ君は。かわいい。
そして「ほらやっぱり」と言いたげな黒澤ダイヤのジト目である。長年の付き合いでよく理解していますね。
その後に強がったと思ったらまた物音で怖がり今度は黒澤ダイヤに抱きつくのである。
「へぇ~やるじゃん!」とかっこよく行ってるけど君は一度自分の姿を客観的に見てみよう。ルビィちゃんとポジション同じだぞ。お姉ちゃんは大変だね。
そしてまた物音に不安そうな顔をする松浦さん。クールな彼女の面影はもうないのです。そういう表情はズルいって。
1年生と3年生をつなぐ黒澤姉妹
今回スポットが当てられたのは1期でほとんどなかった1年と3年の絡み。
思い返したらよしまり以外ほとんど接点なかったですね。
特にAqoursは学年のつながりが非常に強かったですし、基本的に絡むときは全体で、2年生の仲介があっての成立していたといってもいいかもしれません。
そしていざ作業を共にやってみると
音楽の好みが違ったり
得意不得意が違ったりバラバラだということがわかったのです。小原、君は「たいくつ~」とか普通の女子高生っぽいときのほうが可愛いぞ。
そんな1年生と3年生を仲良くさせるためにはお互いの姿をさらけ出すしかないと安直にも黒澤ダイヤは裸の付き合いを提案。
鎖骨とか首周りがエロい……
ということではなく、
ここでも長風呂が苦手な3年生(かなまり)と好きな1年生(花丸)という違いが現れてしまうのです。国木田シャンプーどけろ!大浴場なら湯船の近くにシャンプーはいらないだろ!!
そしてここでも黒澤姉妹……特に姉の黒澤ダイヤは1年生と3年生の中間にいるわけです。
お風呂すごく長そうですよね。
(みんなとお風呂に抵抗のある善子を誘うために花丸が興味の有りそうな不思議な名前のお風呂を紹介するの、ちゃんと善子ちゃんのことわかってるんだなあと)
一方妹の方は
「ア゛ア゛ア゛ア゛ 極楽~~~~」
……。
……。
君は……楽しそうだな……。
ここまで違いがあるとは思わず、アイデアをまとめることができないのではと思い始める1年生と3年生。
しかし、そこで雨宿りをしていたお寺に雨漏りが。
バラバラのものが同じものを受け止めて、バラバラの音を出す。
それでもその音は1つ1つ重なって1つ1つ調和していくのを目にして彼女たちはそれを自分たちに重ねて、自分たちでもできるはずだと気付かされるのです。
そこでバラバラだった6人をつなげるのは1年と3年の唯一の共通点
黒澤姉妹なんですよね。(頭1つ小さいルビィちゃんが可愛い)
今回ずっと行く先を案じていましたからね……。(でもメタルにお琴はどうかと思う)
そして無事に曲は完成する、きれいにまとまったいい話でした。黒澤ダイヤ、そのポーズもかわいいよ。
黒澤ルビィが旧Aqoursを手伝っていたという事実
さて、裁縫得意設定に触れられて一瞬忘れかけたんですけどルビィちゃん、旧Aqoursを手伝っていたんですね。
これ、結構大きな1期の伏線回収ですね。
特に4話「ふたりのキモチ」と9話「未熟DREAMER」
そもそもの話、アニメでの黒澤姉妹はスクールアイドルオタクで一緒にスクールアイドルごっこをするくらいスクールアイドルが好きでそして仲良しなわけです。
そんな黒澤姉妹の姉がごっこではなく本当にスクールアイドルになった。そして、妹はそれを手伝っていた。
そんなことになったら二人が「いつか一緒にスクールアイドルを」なんて思わないわけがないんですよね。
一緒に、とは言わずともダイヤ様は過去にルビィがスクールアイドルになる未来を見なかった訳はないと思います。
そこででてくるんですよ。1期4話の最後のマリーのセリフ「よかったね、やっと希望がかなって」が。
そういうことだったのかな、と考えたりしちゃうのはしょうがないことですよね。
そして1期9話「未熟DREAMER」にてルビィがダイヤに衣装を渡すシーン。
「親愛なるお姉ちゃん、ようこそAqoursへ!」
旧Aqoursが活動していた2年前、ルビィはお姉ちゃんとかなまりの、そしてお姉ちゃんの衣装を作っていたわけです。
過去に3人の衣装を作っていたのはその時点では黒澤姉妹だけなのです。
そして2年ぶりに3人がスクールアイドルとして舞台に立つ。2年ぶりにルビィちゃんの仕事が来るわけです。
そんな特別な仕事を、曜ちゃんだけに任せることができたのだろうか、と考えると……
3年生の衣装はルビィちゃんが担当していた、少なくとも手伝っていたとかんがえられるわけです。
やや妄想くさいですが最初から中の良かった花丸はともかく、曜ちゃんから「ルビィちゃん裁縫得意だもんね!」という言葉がでてきました。
これは少なくとも曜ちゃんの前で裁縫の腕を披露する機会があった証拠となり得るでしょう。
「じゃあその機会は?」と考えると、「スクールアイドルの衣装作成を手伝ったとき」という答えは不自然ではないでしょう。
もちろん、明言はされてないですが。
今回、テンポよくキャラの個性を掘り下げていきつつ、きれいにAqoursの課題の答えをまとめ、そして1期4話9話について、そう考えることができるよう深みを持たせてくれたとても素晴らしい回だったと思います。
来週も楽しみだ。