困ったな……3話にして感想で書くことがなくなった……。
3話までの面白さの理由は常に同じ
といっても、3話がつまらなかったわけではなく、めっちゃ面白かったんですよ。
ただ、感想を書こうとすると「ここがこのキャラの〇〇を丁寧に描いていてよかった!」になっちゃうんですよね。
本当に丁寧に描いてくれてるんだけど、テンプレート的なものが出来上がっているみたいでなんか書きづらい。
語彙力が足りない問題に直面してしまった。
それでも書くだけ書いてみよう。
誰かの「大好き」を大事にしたい優木せつ菜
先週のかすみ回の表情からわかってはいましたが、
「誰か(かすみ)の大好きを否定してしまった」という事実に
ガッツリトラウマを抱えてしまってましたね。
自分の大好きと誰かの大好きが一つの色にまとまることができない。
だから、ラブライブに出られないとまで思い込むだけでは収まらず
「誰かの大好きを否定してはいけない」という強迫観念は猫にまで及ぶ始末。
もう、本当に恒例行事になっちゃうんですけど、
- せつ菜の大好きが誰かの大好きを否定してしまった事実の受け止め方
- ファン(ラブライブというステージ)への思いにとらわれすぎていたこと
- どういう思いで1話のステージをしたのか(同好会メンバーへの思い)
という心情をAパートをすべて使って丁寧に描いてくれて、胸にずっしり来ました。
僕は「丁寧」って単語NGワードにしたらニジガクの感想書けないんじゃないか?
2話でかすみが同好会のプレートを持ち去ったのを追いかけても
取り戻さなかった理由も描かれてましたね
けじめのステージの結果
1話のステージから
- けじめのステージで歩夢と侑がスクールアイドルに興味を持つ(1話)
- 歩夢とかすみが出会うことで、かすみがせつ菜と同じことをしたと気づく(2話)
- かすみが「かわいいもかっこいいも一緒にいられる場所」を目指す(2話)
- 侑から「ラブライブにこだわる必要はない」という選択肢をもらう(3話)
という流れを追ってせつ菜は再び大好きを叫ぶ場所を手に入れました。
けじめのステージをきっかけに、歩夢がの心境が変化して、
歩夢がかすみの心境を変えて……最終的にせつ菜が救われる
という風にとある出来事をきっかけに各キャラの行動がドミノ倒しのごとくつながってたり、様々な要素が絡み合って進む展開が好き。
パッと見3と4の繋がりは薄くて、侑だけいればせつ菜は救われるような気もしますが
かすみと歩夢の出会いがなければ、かすみはせつ菜の心情を理解できず、再び同じことを繰り返すような気もするんですよね。
歩夢の存在がせつ菜を受け入れる、というよりは「せつ菜が必要」という土壌を作ったというべきでしょうか。
そして、やっぱりせつ菜の存在感はこのニジガク世界では強くて
「はじまりの歌」が愛ちゃんと璃奈ちゃん(あるいは果林先輩も)がスクールアイドルに興味を持つきっかけを作っている、みたいですね。
次回の愛ちゃん(虹の推し)回に期待です。
以上、ニジガクアニメ3話感想でした。