抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

【ニジガクアニメ】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2話 感想

最初に一言だけ言わせてください。

 

本当につなぎ回????

歩夢だぴょん!

ゲートボールで得点して手を振る歩夢ちゃん……かわいい……

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子供たち相手にパペットマペットする歩夢ちゃん……かわいい……

 

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恥ずかしがりながらも精いっぱい侑ちゃんの期待のまなざしに答える歩夢ちゃん・・・

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とっておきのかわいいところを見られた歩夢ちゃん……かわいい……

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まずい、早く愛ちゃん回をやってくれ・・・

 

このままだと歩夢推しになる・・・

 

今週も驚愕の完成度

先週の完成度が異常に高かったから勝手に自分の中で期待してしまって

先週と同じレベルを求めて、勝手に落胆してしまう

めっちゃ厄介な人間になったらどうしようかと思ったんですけど

 

もうね、ガッツリ期待に応えてくれましたよニジガクは。

 

今週も密度濃かったなあ……(今週もって言ってもまだ2話だけど)

 

Aパート終わったとき、濃密すぎて10分しか経過してないことにびっくりした。

 

キャラ同士のやりとりや表情のほとんどすべてに意味を与えているし、

なんなら話が進むごとに、無駄に見えたやり取りに意味が追加される気さえしている。

 

あ、もちろんキャラの可愛さを出すって意味ではすべてのシーンにちゃんと意味はあると思います。

 

それぞれの"やりたいこと"

さて、前項のように羞恥プレイにあい、

かわいいがわからなくなってしまった歩夢ですが、

 侑はともかくかすみんは別に意地悪ではずかしめたわけじゃないんですよね。

 

 

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 自分なりの理論や信念があって、ファンに届けたいものを届けるために

必要なアドバイスをしたわけです。 

 

でもこれが自分がせつ菜にされて喧嘩してしまったときと同じこと、

つまり、自分のやりたいことを押し付ける行為をしてしまったことに気づけるかすみん、本当にいい子ですね。

 

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めっちゃ反省しているかすみん。かわいい。

 

そのあと「いつでもみんなが戻って来られるように頑張ってた」とモノローグで告白したり、

少し場面は飛びますが歩夢が「自己紹介なんだけど・・・」といったときに

「あの時言ったことはもうよくて」といわんばかりの仕草をしたり

他者を思いやれる子であることを細かに描いているところ、すごくポイント高いです。

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 ちなみに、かすみんが「熱い感じ」を押し付けられたときの反応が反発だったように、

歩夢が「かわいい感じ」を押し付けられた反応が「照れながら実行する」なのかな、と

ちょっと思ったり。

 

歩夢ってせつ菜の「かっこよくさ」ではなく

「なりたい自分を表現する姿」に惹かれてスクールアイドルを始めたんですよね。

 

だから、かすみんに言われてやったときは恥ずかしかったうさぴょんも

伝える相手のことを明確に意識して、自分のやりたいことになったら

照れずにできるようになったのかな、と。(さすがに語尾にぴょんつけなかったけど)

 

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さすがに考えすぎたかもしれない。

 

"世界で一番のワンダーランド"

冒頭のモノローグからたびたび使われる"世界で一番のワンダーランド"という単語。

 

最後に

色んなかわいいも、かっこいいも一緒にいられる。そんな場所。

と定義されてEDに入るわけですが、

最初は「2ndソロ曲のタイトルにかけてんのね」としか思ってませんでした。

 

が、「そういや『不思議の国のアリス』の原題って……」

ということに気づいた瞬間(「不思議の国」を訳しただけど)ちょっと思うことが。

 

先週に引き続き擦られた歩夢のうさぴょん。

 

ワンダーランドと同様「スタッフも好きね~かわいいわ~歩夢ちゃん~」

というクソ気持ち悪い感想しか考えてなかったんですけど

不思議の国のアリス』ってウサギを追いかけて

"不思議の国" = "ワンダーランド"に迷い込むんですよね。

 

さて、ここで"世界で一番のワンダーランド"の定義を見てみましょう。

 

色んなかわいいも、かっこいいも一緒にいられる。そんな場所。

 

これは最後の話の流れを見ると、

これから目指す虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の姿

と考えることができて、その場所を提案したのは侑で、

可能性をかすみんに感じさせたのは歩夢なんですよね。

 

歩夢が自己紹介で最後にしたうさぴょんのポーズには、そんな意図がある……

のかもしれませんね。

 

まあ、役割的には侑のほうがウサギっぽさありますけど。

 

そしてかすみんって自分のアイドルとしての可愛さと同じぐらい

みんなといられる居場所を求めている、大事にしたい

という掘り下げもされているんだな……なんて思いました。

実はせつ菜回に続く

この話の怖いところはここで、

これだけ、かすみんの個性を掘り下げながら、

せつ菜回への伏線(布石?)もしっかり用意されてるんですよね。

 

というか、この回に限らないのですが(2話しかないけど)

歩夢が2人で始める提案をしたことも、

かすみんがスクールアイドル同好会復活を目指すことも

せつ菜と、かすみんのやりたいことの相違による衝突が発端なわけです。

 

今回、かすみんサイドで問題は解決したので

来週は今回で用意されたいろいろなネタをしっかり拾っていくと思うと

期待が膨らみますね……。

 

というか、せつ菜回を中心に見ると今回は

繋ぎ回、溜め回なんですよね……。末恐ろしいですわ。

 

推理によって暴かれる優木せつ菜の正体

実は原作であるスクスタではせつ菜の正体は

いろいろあって最後に自ら明かしたわけですが

アニメでは果林先輩が生徒名簿という証拠を突きつける形で暴きました。

 

これにはちょっとびっくり。主に果林先輩が暴くという部分が

 

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もうしょっぱなから生徒名簿のほうをチラ見しています。

こういうところ本当にしっかりしてるなあ……。

わかりやすい伏線はもったいぶらずに、その回で回収してくれるのすごくうれしい。

あと、果林先輩がそこまで頭回ることに衝撃を隠せない。

 

なんていうか、EDの傘の開く順番的にも、雰囲気的にも

絢瀬やダイヤ様みたいな立ち位置かもしれない……この人。

 

小ネタ

細かく話を書くほどじゃないけど、気になった部分とか好きな部分。

 

OPのスーツ

ついにOPがお披露目されましたね。

 

情報量がめっちゃ多いし映像もオシャレ。正直好き。

 

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なんていうか、"ファミリー"って感じですね。

特に愛さんが表情も相まってその筋の人っぽい。

 

リボーンのチョイス編のOP思い出しました。

(あれはネクタイの色は黒でメンバーカラーは死ぬ気の炎だったけど)

 

しずくのかすみの扱い

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完全に犬。

 

どうでもいいけど、この作品って名前がひらがなで始まるキャラ多いな……。

 

さて、1話2話と完成度の暴力を見せつけてくれたニジガクアニメ。

 

脚本もさることながら作画、画の構成、ダンスCG、

どこにも隙がなく上質すぎて怖いぐらいです。

 

私はこんな作品を3か月も視聴して

年を越すことができるのでしょうか。楽しみですね。

 

 以上、ニジガクアニメ2話の感想でした。