はじめに
テラスタルやら新技やら新特性やらが追加されたり、
天候をはじめとして一部の仕様が変わったりして、
覚えなきゃいけないことが増えてきました。
自分用のメモや復習も兼ねて、対戦で影響与えそうな細かな仕様をまとめていきます。
共通(特に勝敗に影響を与える仕様)
- 割合ダメージ小数点以下切り捨てなので基本的にHP実数値は奇数推奨
→体力実数値を偶数にすると割合ダメージを耐えられる回数が1回減る*1 - スリップダメージ、場に出たときに発動する特性は素早さ順(正確には行動順)で発動する
→発動順序で素早さ関係がわかる - ほろびのうたのひんし状態判定も素早さ順に行われる。
- 上記の素早さ順に行われる判定はトリックルーム、おいかぜ、こだわりスカーフの影響を受ける
- フレアドライブ、命の珠など使用時にダメージを受ける効果で引き分けになった場合は、使った側の勝ち判定
- ただし、てっていこうせんの場合は使った側が負け
- 使用することで敵・味方をひんし状態に定義する技(じばく、みちづれなど)は使用し側が負け
- ゴツゴツメットなどの反撃ダメージでお互いのポケモンがすべて戦闘不能になったとき、ダメージを与えた側(ゴツゴツメットを持っている側)の負け
- スリップダメージ、ほろびのうたの効果でお互いの最後のポケモンが同時に戦闘不能になった場合、最も素早さが低いポケモンの持ち主が勝つ(当然、トリックルームでは逆転する)
- 音系の技(ハイパーボイスとか)はみがわりを無視してダメージを与えられる
ターン終了時の回復/ダメージ
下記の順番で処理される
- ターン終了時のダメージ/回復は以下の順番で処理される
- 天候の終了
- 天候ダメージ
- 天候特性の効果
- みらいよち
- ねがいごと
- グラスフィールド
- うるおいボディ/だっぴ
- くろいヘドロ、たべのこし
- アクアリング
- ねをはる
- やどりぎのタネ
- どく/もうどく、やけど
- のろい
- バインド効果のダメージ
テラスタル関連
- テラスタルした後でも元のタイプの技には1.5倍の補正がかかる
- 元のタイプと同じタイプにテラスタルした場合、タイプ一致技にかかる補正は2.0倍になる(てきおうりょくと同じ)
- 特性「てきおうりょく」の効果はテラスタイプと同じタイプの技にしか適用されない
- 特性「てきおうりょく」持ちのポケモンが元のタイプと同じタイプにテラスタルしたとき、タイプ一致技にかかる補正は2.25倍
- 砂嵐ダメージなど、タイプを参照する仕様はテラスタイプを参照する(元のタイプがもたらす影響はは一致技補正のみ)
- テラスタル後のタイプは何があっても変更されない。
(みずびたし、はねやすめ、もえつきるなどでタイプが消えない) - テラスタルした後に、へんしんやフォルムチェンジをした場合、元のタイプが変化する(フォルムチェンジした瞬間に元のタイプをリロードするイメージ。ちなみに「ばけのかわ」がはがれるのもフォルムチェンジ扱い)
タイプ関連
- でんきタイプはまひ状態にならない
- ほのおタイプはやけど状態にならない
- こおりタイプはこおり状態にならず
- こおりタイプは技”ぜったいれいど”を無効化する
- こおりタイプは天候「ゆき」状態だと防御が1.5倍になる
- くさタイプには粉系の技が効かない(”ねむりごな”を無効にできるし、”いかりのこな”で誘導されない)
- どくタイプは毒状態にならない(相手が特性「ふしょく」をもつ場合は除く)
- どくタイプが使う”どくどく”は必中であり、相手が”そらをとぶ”などの状態でも命中する
- いわタイプは天候「すなあらし」状態だと特防が1.5倍になる
- あくタイプのポケモンは相手の特性「いたずらごころ」で優先度が上がった変化技の効果を受けない(味方の変化技や、”おいかぜ”など場を対象とする変化技は有効)
- ゴーストタイプは「にげられない状態」(かげふみ、ありじごくなどの効果)を無視して交代できる
天候・フィールド関連関連
晴れ
炎タイプの技の威力が1.5倍になる
水タイプの技の威力が0.5倍になる
こおり状態にならない
かみなり、ぼうふうの命中率が50%になる。
雨
- 炎技の威力が0.5倍になる
- 水技の威力が1.5倍になる
- ソーラービームの威力が0.5倍になる
- かみなり、ぼうふうが必中になる
砂嵐
- 岩タイプの特防が1.5倍になる
- ソーラービームの威力は0.5倍になる
- 岩、鋼、地面タイプ以外のポケモンは毎ターン最大HPの1/16のダメージを受ける
- ただし、特性「すなかき」「すながくれ」「ノーてんき」「すなのちから」を持つポケモンはタイプに依らず砂嵐のダメージを受けない
雪
フィールド共通
- 地面にいる状態のポケモンしか恩恵を受けられない
- ただし、サイコシードなどシード系のアイテムは浮いていても発動する
サイコフィールド
- 優先度+1以上の技を無効化する
- エスパータイプの技の威力が1.3倍になる
- 味方が使う技や使用者自身に使う技(まもるとか)は対象外
- 場を対象とする技も無効化できない
- せんせいのつめやイバンの実(入手手段ないけど)によって行動が早くなった技は無効化できない
エレキフィールド
- 電気タイプの技の威力が1.3倍になる
- ねむり状態やねむけ状態(あくびを食らったときになるやつ)にならない
- すでにねむけ状態になっているポケモンがいるときに、エレキフィールドが展開されると、ねむけ状態は解除される
- すでにねむり状態になっているポケモンのねむり状態が回復するわけではない
ミストフィールド
- ドラゴンタイプの技で受けるダメージが半分になる
→ダメージを受けるポケモンが地面にいるかどうかで判定される。地面にいるポケモンが浮いているポケモンにドラゴン技を使っても威力は半分にならない。 - 状態異常にならない(すでになっている状態異常は回復しない)
グラスフィールド
技・特性関連
書くことが少ない技・特性まとめ
- ふんどのこぶしの補正は交代でリセットされない(ひんし状態から復活したときもリセットされない)
- 特性「ひらいしん」「よびみず」を持っているポケモンが複数いる場合、素早さが高い方のポケモンに引き寄せられる
- 特性「そうだいしょう」の補正は1.0 + 0.1×【倒れたポケモンの数】
→シングルなら最大1.2倍、ダブルなら最大1.3倍 - ほろびのうたは各ポケモンを対象にした技であり、場を対象にした技ではない
→特性「いたずらごころ」で先制した場合は特性「ビビッドボディ」で無効化される - 特性「アナライズ」は麻痺などの状態異常で相手が行動できなかった場合は発動しない
特性「おうごんのからだ」
基本事項:自分を対象にしている変化技のみ無効化する
- 味方の補助技(てだすけとか)も無効化する
- リフレクター、ステルスロック、くろいきりなどは場を対象にしているので無効化できない
- おきみやげ、のろいを「おうごんのからだ」持ちに使うと失敗する
- カードゲームでいうところの「選べない」効果なので、「みちづれ」など対象を選んでいない技は防げない
- ほろびのうたは「場にいるポケモンを1つずつ全員選んでいる」ので防げる
特性「しれいとう」
特殊な仕様多すぎるんで、使われたときに重要な項目だけ書いておきます。
発動条件
- 味方のヘイラッシャがいるときに特性「しれいとう」のシャリタツが場にいると発動(シャリタツがいるときにヘイラッシャがでても発動する)
- シャリタツ、ヘイラッシャのどちらかが身代わり状態でも発動する
(シャリタツが戻ってきたとき、みがわりは残ったまま) - 設置技の効果を受けた後に発動する
- 設置技でどちらかがひんしになった場合は発動しない。
- だっしゅつパックより先に発動する
発動後
- 発動するとヘイラッシャの全ステータスランクが2段階上昇する
- 効果発動中、シャリタツはスリップダメージ以外のダメージを受けないが行動選択もできない
- 発動中はヘイラッシャのあらゆる交代手段が無効化される
- レッドカード持ちがヘイラッシャに攻撃されたとき、レッドカードは消費するが交代はしない
- スリップダメージで中にいるシャリタツがひんしになった後でもヘイラッシャは交代できない。
- ”さいきのいのり”などでシャリタツを復活させても2回目の「しれいとう」は発動しない
- 発動中のシャリタツは「いかく」などの特性の効果を受ける。
このときシャリタツがだっしゅつパックを持っていても発動しない - 特性「かわりもの」をシャリタツの正面に出したとき、シャリタツに変身する
- 「しれいとう」発動後のヘイラッシャに変身したポケモンは交代できるが”いっちょうあがり”の能力アップは発動しない
*1:逆に、HP実数値が偶数だとオボンのみのようなHP残量を参照するダメージの発動タイミングが少し早まる