抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

Saint Snow1st GIG 全公演感想

どうもSaint Snowのために10万以上使いました。そるです。

1st GIGはどれか1つでもいいから行きたいという気持ちを胸に全公演申し込んだら全公演当たりました。

 

驚きとうれしさと恐怖が混ざった当選画面がこちらです。(最初バグだと思った)

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チケ代と宿泊費交通費込みで10万以上支払いましたが、全部楽しかったからよし!!

 

でもこういうの頻発するとさすがに死んじゃう!!

 

こんな構成で感想を連ねていきます。

 

 

楽曲について

セトリは大まかにいうとBelive againとSELF CONTROLが日替わり楽曲枠で、あとはAtP含めたSaint Snowがかかわる曲を全部やった感じです。

 

各会場で3階ずつ公演があって

1回目:SELF CONTROLあり。Belive againなし。

2回目:Belive againあり。SELF CONTROLなし。

3回目:2回目のセトリからBelive againとAwaken the Powerの順番を交換

という感じでした。

 

ちなみに2回目と3回目のセトリは本当に順番以外全く同じなんですが、作中でMVのあった曲へのインタビューが2回目はBelive again、3回目はAwaken the Powerになってました。それは別にいいんだけど1公演で全楽曲やってほしかったな

 

以下、各楽曲の感想。(音楽関係の知識なさ過ぎて自信のない単語には「?」つけてます)

 

Dazzling White Town

表題曲。この曲をリミックス(?)した入場BGMがめっちゃかっこよくてすき。

ぶち上れる。

本当のことを言うと1回目の公演でこの曲が出た瞬間

「Saint Snow1stに参加できたんだ・・・」って感極まって泣き崩れてしまった。

 

いつから涙もろくなったんだろうね僕は。

 

CRASH MIND

函館UC以外で披露されたことのない地味にレアな曲。

5th以降はSaintSnow=Belive againとSELF CONTROLになってるところありましたからね。

 

「大人のやり方ね!」の歌い方がめっちゃ好き(前にもこれ書いたな)

 

ちなみにトークパートで「最後のあくびの振り付けは田野さん提案」であるという裏事情も聞けました。

 

今までSaintSnowの裏事情が語られることはほとんどなかったので、こういうの聞けるのはうれしいですね。

DROPOUT!?

Aqours3rd福岡以来の披露。

 

この時は完全にサプライズだったのもあってボロ泣きしてしまったけど、本当はめちゃくちゃかっこいい曲なんだよな(全部の曲がそう)って、再認識しました。

 

ライブの音響で聞くこの曲とLonely Snow Planeのメロディはマジでかっこいい。

 

DROPOUTのイントロの重低音(?)たまらねえんだよな。

 

歌詞の話をすると、5thの時も語ったんですけどCRASH MINDもDROPOUTO!?も歌詞が泥臭くて刺さるんですよね。

 

勝つために何が足りないのか悩み続けながらもとにかく前に進もうとする感じがメちゃんこ好き。

 

Lonely Snow Planet

実は新曲の中で一番好き。

 

イントロももギランギランしててかっこいいし、2番のラップパート→姉さまのBun it up 孤独な魂が~のメロディが超好み。

 

ライブでダンスを見て「失ってまたつかむ」の部分で縦方向のソーラン節をしながらつかむ仕草をする部分も来るものがあって、ライブならでは身の魅力を見つけられたと思う。

 

Awaken the Power(2人バージョン)

2人バージョンのこの曲の真の姿の1つって感じ。

 

2期8話から理亞ちゃんへの思い入れが強すぎる人間なので、姉さまのために作った曲を姉さまと二人だけで踊る姿に僕はイントロの段階でボロ泣きしてました。

 

私の涙腺は違法建築か何かか?

 

ルビィちゃんパートを歌う姉さまがかわいくて新鮮だった。

 

11人で披露したときなんやかんや言われていたけど、ラブライブの「9」っていう数字の限界を打ち破った感じがして僕は好きでした。

 

まあ、本音を言えばリアルビの2人か、姉を加えた計4人でやってほしかったけど、大人の事情があるからしょうがない。4人以外は(ほとんど)バックダンサーに徹していたのでよし。

 

いつか、2人バージョンの音源作ってくれないかなあ。

 

振り付けの話なんですけど、ラストを星の形で決めることを2人バージョンでも継続してくれたのすごくうれしかった。

 

After The Rain

1番は田野アサミ劇場。全部ペンライト振るの忘れて聞き入ってた。

 

Belive again

超かっこいいのに泣ける曲。

 

ストーリーとの絡みが強いのがラブライブ楽曲のいいところよね……。

 

単発だとひたすら盛り上がれるけど、曲の前にアニメ映像流すと泣いちゃう。

 

これ劇場版の感想やら5thへの願望記事の時に書けばよかったなって思うんですけど、Awaken the Powerで「自分のミスで姉様を敗退させてしまった」という呪いからは解放された先に待っていたのは「姉様というハイスペック人間の存在」そのものが呪いなの意地悪すぎますよね。

 

「姉様がいなくても姉様と同レベルにならなくては」という焦りがドンドン自分の首を絞めているし(グループを作ってもついていけなくて脱退されてしまう)、焦るたびに「そんなハイスペック人間に自分のミスで泥を塗ってしまった」という事実がのしかかる構図ですよ。

 

そんな呪いからはこの曲で解放されるわけなんですが。

 

この曲の歌詞からDROPOUT!?やCRASH MINDのころにあったしがらみや勝利への焦りみたいなものから解放されて、すごくさわやかな歌詞になってていいですよね(長くなりそうだから強引に締めた)

 

SELF CONTROL

1期時点ではサンシャインで一番好きな曲だった。

 

イントロの時点で「こういう曲が欲しかった!」と思っていたのでもうトリコリコですよ。

 

何度も聞いたし収録されてるサントラ集も速攻でレンタル(金欠だった)しにいった。

 

初期はダンスなう!でバカにされてたけど、今ではそこも含めてライブでもありあがる曲になったし僕はうれしいよ。

 

僕はもうこの時からSaintSnowが大好きだったから、、こうして単独公演できるようになって本当にうれしいよ。

Over The Next Rainbow

Cメロで再び田野アサミ劇場。

 

2番の静かなラップパートも好き。

 

各公演について

横浜 Day1

DWTのコメントでもいったけど、SaintSnowの単独公演が本当に行われる事実を認識して感極まって泣いてた。

 

でもこの時点では声出せないのが不完全燃焼感あった(Belive againもやらなかったし)

 

雨降ってたせいかめっちゃ冷えてて若干体調悪かったのもあるかもしれない。

 

ちなみに座席はこの公演が一番遠くて、スタンド席の中央ブロックだった。

 

横浜Day2 昼公演

アリーナのど真ん中。

 

↓こんな感じでアリーナはブロックに分けられていて、Wブロックの真ん中。

 

ステージ

 

Dブロック
Wブロック
Tブロック


スタンド

 

流石に2回目なので「これはこれでアリだな」って思えたのとBelive againをやってくれたので大満足。

 

座席も1回目より近かったし

 

横浜Day2 夜公演

DAY2昼公演より少し後ろの席(アリーナ)でした。

昼公演とあまり見え方かわらないのと、1日2公演は体力的にきつかったので断念しました。

 

札幌では1日2公演をやったけど、うん。

やっぱこの時はやめておいて正解だったなって思った(ホテル着いてアニガサキ見てたらいつの間にか気絶して朝になってた)

 

札幌Day1 昼公演

前日に21時過ぎまで残業してて、当日は朝8時の飛行機に乗って現地移動という超絶ハードスケジュールでしたが、座席がアリーナ最前だったことに気づいたらそんな疲れどっかに吹っ飛んでしまった。

 

厳密には4列目ですが、まあそんなもん誤差ですよ誤差。*1

 

口の動きとか余裕で見えるし、網タイツが光らなくてもちゃんと肉眼で見える。

 

もう、目とかガン開きで一瞬も光景を見逃すもんかという思いで見てました。

 

人生初の(ほぼ)最前がSaintSnowで感無量の一言。

 

田野さんマジで綺麗だなって思った。

 

でも近くに来てくれるとうれしいのは佐藤さん。

 

あと、至近距離で見ると、改めて二人のダンスパフォーマンスすごいなって思いました。

 

モニター越しや遠距離から見るのとはかっこよさが段違い。

札幌 Day1 夜公演

座席表みたら「ロイヤルボックス」って書いてあって目を疑った。

 

なんだよ、ロイヤルボックスって……。

 

実際には観客視点で右側のスタンド席なんだけど、若干足元が広くて、赤い敷物が床に敷かれていた。

 

位置は割とステージに近かったのでこれはこれでいい席でした。(普段は関係者席として使われてるっぽい。)

 

DWTで放り投げたビームサーベルをキャッチする人とか見えて面白かった(1回落としてて笑った)

 

が、ハードスケジュールの後だったので疲労が蓄積しており、トークパートはちょっと寝そうだった。

 

さらに言うとブレードを振る元気が残ってませんでした。

 

リズム感が終わってるのでリズムに合わせてブレード振るのすごく体力使うんですよね。

 

もう何回も見てるし、ロイヤルボックスだし優雅に聞くだけに徹する道を選びました。

 

札幌公演Day1 昼公演

いよいよ千秋楽。

 

座席は観客視点で左側のスタンド。ロイヤルボックスと比較するとステージからちょっと遠いぐらいの位置でした。(それでも普通に近い)

 

最後のMCで佐藤日向さんが「Saint Snowを最初に見た時『神社で何やってるんだろう』って思ったと思うんですけど」って言ってて笑いました(ラブライブではよくあることだから気にしなかった)

 

その他

トークパート

CRASH MINDの時にもちらっと話したけど、SaintSnowのお二人の裏事情が語られることがなかったので新鮮でした。

 

特に印象に残っているのは

 

  • (SaintSnow結成前)初対面で佐藤さんが田野さんに「大ファンです!」っていった話
  • 田野さんのお母様から佐藤さんに「いつもありがとね」みたいな長文のメールが来た話(田野さんはその事実をしらなかった)
  • ちょくちょく佐藤さんが「アサミさん!これ好きですか!」っていって食べ物をあげに来る話

 

あと、お便りコーナーでSaintSnowのイケメン選手権を提案してくれたエンジェルメイト! 最高だ!

 

コットンキャンディえいえいおー!

ある意味で今回の一番の醍醐味。

 

開演前にラブライブ公式Youtubeチャンネルの動画が流れてるんですけど、コットンキャンディえいえいおー!のMVのときはみんなブレード振ってるし、最後にちゃんと拍手で終わるのめちゃくちゃ面白かった。

 

みんな好きね、俺も大好き。

 

まとめ

登場当初からずっと応援していたSaintSnowの最初の単独公演に立ち会うことができて本当に幸せな時間でした。

 

Aqours 3rdからずっとアンケートに「Saint Snowの単独公演」って書いておいてよかった……書けばかなえてくれるんだな……!

 

何が何でも立ち会いたい一心だったので、まさか全通するとは思いませんでした。

 

キャパ狭い会場なのに人数減らしてるから1つも当たらないと思ってましたし、アリーナ最前で見ることができるなんで夢にも思わなかったです。

 

本当に夢のような時間でしたし、各会場3公演を通して、ストーリー面でも僕はSaintSnowが好きで好きでしょうがないんだなということを再認識できたイベントでした。

 

本当に楽しかった……もうずっとこの時間を過ごしていたいよ……切実に。

 

以上、そるでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ブロックによっては僕のブロックの4列目が最前だった。座席は1列目って書いてあるかもしれないけど

【ニジガクアニメ】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話 感想

この愛ちゃんめっちゃ可愛い!

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鬼滅の刃にハマってました

日曜日の夜に急にアニメ見たくなって、

水曜日には劇場版みて号泣して、

原作の既刊をKindleでまとめ買いしてました。

 

そしたら!!!推し回なのに!!!感想書くの忘れてた!!!!!

まあ、劇場版を見たあとの木曜金曜の仕事が辛すぎて帰ったらすぐ寝ちゃってたのもあるんですけどね(昨日はスーツで寝てた。体力が欲しい)

 

柱として不甲斐なし。穴があったら入りたい

 

宮下愛

スクスタのストーリーを読んでいれば皆様ご存じだとは思いますが宮下愛ちゃんってハイスペックお化けなんですよね。

 

運動神経よし、成績よし、性格もよくて、容姿端麗。

非の打ち所がない完璧超人なんですよ。

 

そんなハイスペックぶりをこれまでの話も含めて

  • 運動神経抜群→運動部の助っ人になるレベル
  • 成績よし→テストの点数が90点台
  • 性格よし→オタク(せつ菜)に理解がある
  • 容姿端麗→自明

といった部分で描写してくれました。

でも、愛ちゃんの本当にすごいところは

  • 正体を隠すというワードだけでせつ菜=生徒会長であることに気づく。
  • スクールアイドル同好会の課題を無意識に発見する
  • 璃奈ちゃんの表情を読み取れる
  • エマちゃんが璃奈ちゃんの表情を読み取れなかったことに気づいてフォローする

ということを見抜く観察眼と、

適切な柔軟のやり方を指導することをはじめとした課題解決能力。

 

過去3話で当番回だった侑が落とした女たち3人のメンバーは現状の課題を解決するのに侑の助けを必要としたのに対し、

愛ちゃんは自分の悩みが「正解のあるものしかやったことがない」ということを把握し、エマちゃんから「自分が同好会に入ったことで起きた変化」を聞いただけで、自力で課題解決してるんですよね。

 

そう意味では黒澤ダイヤと同系統の人間だし、私は人を思いやれるハイスペック人間が好きなのかもしれない。柱でも煉獄さんもが好きだし。

 

ただ、愛ちゃんが大切にするものが「自分もみんなも楽しめること(要約)」なのと、ハイスペックして葛藤や苦悩といったドラマが少なくなりそうという懸念が・・・。

 

愛ちゃんは誰に対しても壁を感じないぐらいコミュ力が高いので、これからの活躍の機会があるのか、すごく心配です。

ダイヤさんみたいな導き手としての役割は侑ちゃんが持ってそうだしな……

 

やっぱ、乗客200人を自らの命を懸けて鬼から守らないと……!

 

冗談はともかく、スペックが高いところも含めて愛ちゃんの魅力なのでうまく生きるといいな……

スクスタ本編だとそこまで活躍しなかったし('小声)

その他の4話みどころ

  • 璃奈ちゃんがうまく表情を出せない
  • 侑の笑いのレベルが赤ちゃん
  • せつ菜はオタク
  • せつ菜の親が厳しい

みたいなスクスタの設定を拾ってきた印象。

 

あとかすみんが「ファンに喜んでもらえることならどれも正解!合格!」という2話で得方針を講義して、その結果今回の愛ちゃんの「明確な正解がないことへの戸惑い」にもつながってるのもよかった。

 

あと、

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部室がクッソ広いな……ニジガク……

 

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音楽系部室共有とはいえレコーディング施設もあるし。

 

前2作の学校(廃校寸前)との財力の差を見せつけられる……

部室は机がないから広く見えるだけかもしれないけど。

 

どうでもいいけど、レコーディング施設に置かれている椅子の背もたれがない部分、うっかりよりかかろうとして壁に頭ぶつける人結構いそう。

 

僕ならぶつける

 

以上、ニジガク4話感想でした。

 

【ニジガクアニメ】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3話 感想

困ったな……3話にして感想で書くことがなくなった……。

 

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3話までの面白さの理由は常に同じ

といっても、3話がつまらなかったわけではなく、めっちゃ面白かったんですよ。

 

ただ、感想を書こうとすると「ここがこのキャラの〇〇を丁寧に描いていてよかった!」になっちゃうんですよね。

 

本当に丁寧に描いてくれてるんだけど、テンプレート的なものが出来上がっているみたいでなんか書きづらい。

 

語彙力が足りない問題に直面してしまった。

 

それでも書くだけ書いてみよう。

 

誰かの「大好き」を大事にしたい優木せつ菜

 先週のかすみ回の表情からわかってはいましたが、

「誰か(かすみ)の大好きを否定してしまった」という事実に

ガッツリトラウマを抱えてしまってましたね。

 

自分の大好きと誰かの大好きが一つの色にまとまることができない。

だから、ラブライブに出られないとまで思い込むだけでは収まらず

「誰かの大好きを否定してはいけない」という強迫観念は猫にまで及ぶ始末。

 

もう、本当に恒例行事になっちゃうんですけど、

  • せつ菜の大好きが誰かの大好きを否定してしまった事実の受け止め方
  • ファン(ラブライブというステージ)への思いにとらわれすぎていたこと
  • どういう思いで1話のステージをしたのか(同好会メンバーへの思い)

 という心情をAパートをすべて使って丁寧に描いてくれて、胸にずっしり来ました。

僕は「丁寧」って単語NGワードにしたらニジガクの感想書けないんじゃないか?

 

2話でかすみが同好会のプレートを持ち去ったのを追いかけても

取り戻さなかった理由も描かれてましたね

 

けじめのステージの結果

1話のステージから

  1. けじめのステージで歩夢と侑がスクールアイドルに興味を持つ(1話)
  2. 歩夢とかすみが出会うことで、かすみがせつ菜と同じことをしたと気づく(2話)
  3. かすみが「かわいいもかっこいいも一緒にいられる場所」を目指す(2話)
  4. 侑から「ラブライブにこだわる必要はない」という選択肢をもらう(3話)

 

という流れを追ってせつ菜は再び大好きを叫ぶ場所を手に入れました。

 

けじめのステージをきっかけに、歩夢がの心境が変化して、

歩夢がかすみの心境を変えて……最終的にせつ菜が救われる

という風にとある出来事をきっかけに各キャラの行動がドミノ倒しのごとくつながってたり、様々な要素が絡み合って進む展開が好き。

 

パッと見3と4の繋がりは薄くて、侑だけいればせつ菜は救われるような気もしますが

かすみと歩夢の出会いがなければ、かすみはせつ菜の心情を理解できず、再び同じことを繰り返すような気もするんですよね。

 

歩夢の存在がせつ菜を受け入れる、というよりは「せつ菜が必要」という土壌を作ったというべきでしょうか。

 

そして、やっぱりせつ菜の存在感はこのニジガク世界では強くて

「はじまりの歌」が愛ちゃんと璃奈ちゃん(あるいは果林先輩も)がスクールアイドルに興味を持つきっかけを作っている、みたいですね。

 

次回の愛ちゃん(虹の推し)回に期待です。

 

以上、ニジガクアニメ3話感想でした。

 

 

 

【デュエマ】ヘブンズフォースについて思うこと

 

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はじめに

僕は結果を残している競技プレイヤーでもなく単純にバイクっていうデッキタイプが好きなだけの人間です。

 

ガチ環境で対戦した知見などのバックグラウンドがない考察なので真に受けないでください。

 

殿堂入りについて

 

Q.ぶっちゃけ殿堂入りしたほうがいいと思う?

A.思う。

 

 

メタカードが間に合わなくなっている要因にもなってるし、

そりゃ制限するならこいつだよねって……

 

 

……。

 

本当にそうか???

 

戦犯は誰だ?

確かに、ヘブフォがあるから2ターン目に理不尽ムーブが発動する。

その事実だけは間違いはない。

 

でも、ヘブフォから理不尽な動きが成立してしまうのは

ドラゴンというゲームエンド級のカードがひしめく種族を踏み倒せるこのカード

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バトライ刃が、もともとあったのに

 

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 ヒビキを刷ってしまったことだと思うんですよね

(正直デッドマンオリジンいるのに2コスのドラグナー刷ったのもやばいと思うけど)

 

ヘブフォ抜きにしても、やっぱりこいつはバトライがいるのに

4コスで出ていいカードじゃなくない?(赤白バイクでお世話になりながら)

 

結局ヘブフォ止めてもヒビキやリンクウッド→オリジンは

3ターン目には宇宙ムーブできるわけで、

3ターン目のほうが動き安定するっていう意味では

さらにじゃんけんの重みが増えるだけな気がしないでもない。

 

メタカードも実はプロトハートですり抜けられるんだよなあ……。

 

3ターン目にジェニーとかやってられる時代に戻りたい気持ちが

ちょっとだけあります。

 

モルネクぐらいの速さがちょうどよかったな、なんて時代が来るとは思わなかった。

(スクチェン殿堂の場合)

 

結局上振れ率がちょっと高くて、上振れしたときのフィニッシュ力が高いデッキなので上振れ時は無視することでどうにか他のデッキも結果残せているらしいですけど。

 

あと個人的にですが、2ターン目にヘブフォヒビキバトライされるより

3ターン目に希望のジョー星を張られる方が100倍いやです。

 

お祈りできることと、早めに決着がつく分ヒビキの方がマシ。

 

ハムカツマン蒼について

革命ファイナルアンチなので「また革命ファイナルかよ~」なんて思ってるけど

これに関してはしょうがないと思う。

 

ドギバス全盛期のアパッチウララーみたいなもん。

 

バトライについて

まあ、赤ドラゴンみんなバルガにするヤバイカードではあるんだけど、

出た当初はサイクルで火文明だけ9コスだったり、

マナ武装必要だったりで調整されていたし、

スクチェンとかいう意味わからん時代はあったけど

結構慎重に作られたカードだと思うんですよね。

 

閣ループとかいうお手軽ループもあるけど、

あれも革命チェンジがなければ成立しないし……

 

やっぱ革命ファイナルってアカンでしょ。

 

革命ファイナルが嫌いな理由だけで2000文字ぐらいかけそう

 

ヘブフォもヒビキも制限かけずにドラグナーをどうにかするなら?

正直、バトライさえいなくなればヒビキは優秀な下バイクなので、

とは思いますが連ドラ好きな自分としてはバトライのプレ殿はちょっと嫌(私情)

 

でも、間違いなく閣複数建設できるのはやばいのでバトライを殿堂入りにして、

攻撃トリガーの裁定を変えるのがいいんじゃないかな、と思った。

 

攻撃トリガーを持つクリーチャーがいなくなったら、

その攻撃トリガーを発動できない、みたいな。

 

わかりやすく言えば、ジャバランガの裁定変更と同じ。

 

最終的に侵略(特に特殊なcipのレッゾZ)が巻き添え食らいそうな気がするけど……

 

ただこれは結構願望が混ざっていて実際のところは、あったとしても、

ヘブンズフォースとヒビキがコンビ殿堂ぐらいな気がする。

 

そして現実はむなしくヘブンズフォースが殿堂し

周りのカードを散々巻き込んだ挙句バトライがプレ殿する。

 

「白いギフトなんだから制限かけろ」という意見について

ヘブフォもギフトも手札をコストとして支払って軽減するカードなので

言いたいことはわかりますが、今年6月の赤白バイク全盛期ならともかく

ヒビキ登場以降はそういう次元の話じゃないと思うんですよね。

 

まず前提としてデュエマって6コス以上から急激にカードパワーが上がる傾向があって

6マナ以上優位の法則なんていわれてますけど

有名なフィニッシャー級カードは7コス前後になるように設定されてます。

 

そして、この6~7コスのフィニッシャーはフェアリーギフトを使うことで

3~4ターン目に出すことができます。

 

ただ、フィニッシャーといっても、除去されにくいパワーラインを持ってるとか

SAのWブレイカーとか、たくさんドローできるとか、

変わったところでブレイクしたシールドを墓地に置くとかそういうレベルでした。

 

それがデュエマが長く続いてくると、

7コス前後のフィニッシャーのカードパワーがあがっていき

相手のマナを3枚以上止めたり、1枚あればワンショットできたり、

ゲームエンドに直結するレベルになっていきます。

 

そしてこれがギフトを使えば最速3ターン目に飛んできます。

3ターン目といえばライフ使えば、ジェニーやシャワーで

次のターンの動きの準備をしている段階です。

そのターンにゲームエンド級フィニッシャーが来るのはは流石にヤバイよね?

ということでギフトに制限がかかる。これは仕方ないことだと思います。

(なのにスクチェン作ったのはマジで意味わからんけど)

  

 

 で、それを反省したかどうかはわかりませんが*1

ヘブンズフォースで早出しできるコストは4以下までと制限がついています。

 

 

反省した結果と仮定するなら

「4以下なら2ターン早くでても、ちょっとアド取れるぐらいで済むでしょ」

という意図の調整だと思うんですよね。

 

 

で。何が言いたいかっていうと

「ヘブンズフォースの殿堂が望まれるカードプールはそもそも間違ってるのでは?」

ということ。

 

2ターン目だからメタやハンデスすらさせてくれないという部分はあるにしても、

ヘブンズフォースで出せるカードってライフ使えば3ターン目にはでるんですよ。

 

"3ターン目に出せるけど、2ターン目にでたらヤバイカード"って、

それ3ターン目に出てもやばくないですか?

 

 

「3ターン目はライフ→ジェニー」とか可愛いこといってましたけど

あの悪名高いミッツァイルが動くのは3ターン目ですよ。

(あれはGRそのものが悪いと思うけど)

 

3ターン目でキルするデッキが怒られているんで、

ヘブンズフォースで出したらヤバイカードって

それ出しちゃいけないんじゃねーの、って思うんですよね。

 

まあ、ヒビキバトライは坊主めくりデッキで、

2ターン目に動けば坊主めくりの試行回数増やせるから2ターン目にはヤバイ、

という部分はあると思います。

実はちゃんとドラグナー使ってないんで使用感に基づいた根拠すらないんですけど。

 

そして、これらの言葉は赤白バイク(主にザボンバ)にも跳ね返ってくる気がする……。

赤白バイクにはフェアリーライフ入れる余裕ないから大丈夫と信じよう。

あれだけいってドラグナーにもライフ入る余裕あるか知らんけど。

 

ちなみに、ヘブンズフォースは以前赤白ゴゴゴで悪用されましたが

あれは手札が1枚だとSAのWブレイカーをタダだしできるギミックのほうがおかしいと思います。(あとなんでキャントリップついてるんでしょうね)

 

おわりに

というわけでつらつらと、ヘブンズフォース殿堂に対する恐怖を語ってきました。

正直、Zが没収された現在赤白バイクからこれ以上取り上げないでほしい、

という私情がふんだんに入りまくってます。客観的な視点は一切ないです。

 

そして商業的にもヘブンズフォースは殿堂入りするんだろうなと思っています。

 

赤白バイクはプーンギとかザボンバとか結構楽しかったんですけど、

ヘブンズフォースもZも取り上げられたら赤白バイクはカメカメンの存在もあって

レッドゾーン入れるのやめて普通のビートダウンにした方が強いのかもと思ってます。

 

私はレッドゾーンというカードを使いたいので赤青に戻るか、

3ターン侵略を安定させつつ、ハードラックで受けも強くなれる赤単にするか、

どちらにしろレッドギラゾーンを4枚買うことは避けられなさそうです。

 

でもいいぜ。レッドゾーン。

 

お前とユニバースのためならそれぐらいの出費は惜しくない。

 

でも今月はちょっとキツイからもう少しまってくれ……

 

チケ代と交通費で10万以上持ってかれたんだ……

 

 

 

 

 

 

*1:ギフト殿堂はヘブンズフォースが世に出たあとだし、何よりスクランブルチェンジを作っているので

【ニジガクアニメ】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2話 感想

最初に一言だけ言わせてください。

 

本当につなぎ回????

歩夢だぴょん!

ゲートボールで得点して手を振る歩夢ちゃん……かわいい……

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子供たち相手にパペットマペットする歩夢ちゃん……かわいい……

 

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恥ずかしがりながらも精いっぱい侑ちゃんの期待のまなざしに答える歩夢ちゃん・・・

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とっておきのかわいいところを見られた歩夢ちゃん……かわいい……

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まずい、早く愛ちゃん回をやってくれ・・・

 

このままだと歩夢推しになる・・・

 

今週も驚愕の完成度

先週の完成度が異常に高かったから勝手に自分の中で期待してしまって

先週と同じレベルを求めて、勝手に落胆してしまう

めっちゃ厄介な人間になったらどうしようかと思ったんですけど

 

もうね、ガッツリ期待に応えてくれましたよニジガクは。

 

今週も密度濃かったなあ……(今週もって言ってもまだ2話だけど)

 

Aパート終わったとき、濃密すぎて10分しか経過してないことにびっくりした。

 

キャラ同士のやりとりや表情のほとんどすべてに意味を与えているし、

なんなら話が進むごとに、無駄に見えたやり取りに意味が追加される気さえしている。

 

あ、もちろんキャラの可愛さを出すって意味ではすべてのシーンにちゃんと意味はあると思います。

 

それぞれの"やりたいこと"

さて、前項のように羞恥プレイにあい、

かわいいがわからなくなってしまった歩夢ですが、

 侑はともかくかすみんは別に意地悪ではずかしめたわけじゃないんですよね。

 

 

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 自分なりの理論や信念があって、ファンに届けたいものを届けるために

必要なアドバイスをしたわけです。 

 

でもこれが自分がせつ菜にされて喧嘩してしまったときと同じこと、

つまり、自分のやりたいことを押し付ける行為をしてしまったことに気づけるかすみん、本当にいい子ですね。

 

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めっちゃ反省しているかすみん。かわいい。

 

そのあと「いつでもみんなが戻って来られるように頑張ってた」とモノローグで告白したり、

少し場面は飛びますが歩夢が「自己紹介なんだけど・・・」といったときに

「あの時言ったことはもうよくて」といわんばかりの仕草をしたり

他者を思いやれる子であることを細かに描いているところ、すごくポイント高いです。

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 ちなみに、かすみんが「熱い感じ」を押し付けられたときの反応が反発だったように、

歩夢が「かわいい感じ」を押し付けられた反応が「照れながら実行する」なのかな、と

ちょっと思ったり。

 

歩夢ってせつ菜の「かっこよくさ」ではなく

「なりたい自分を表現する姿」に惹かれてスクールアイドルを始めたんですよね。

 

だから、かすみんに言われてやったときは恥ずかしかったうさぴょんも

伝える相手のことを明確に意識して、自分のやりたいことになったら

照れずにできるようになったのかな、と。(さすがに語尾にぴょんつけなかったけど)

 

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さすがに考えすぎたかもしれない。

 

"世界で一番のワンダーランド"

冒頭のモノローグからたびたび使われる"世界で一番のワンダーランド"という単語。

 

最後に

色んなかわいいも、かっこいいも一緒にいられる。そんな場所。

と定義されてEDに入るわけですが、

最初は「2ndソロ曲のタイトルにかけてんのね」としか思ってませんでした。

 

が、「そういや『不思議の国のアリス』の原題って……」

ということに気づいた瞬間(「不思議の国」を訳しただけど)ちょっと思うことが。

 

先週に引き続き擦られた歩夢のうさぴょん。

 

ワンダーランドと同様「スタッフも好きね~かわいいわ~歩夢ちゃん~」

というクソ気持ち悪い感想しか考えてなかったんですけど

不思議の国のアリス』ってウサギを追いかけて

"不思議の国" = "ワンダーランド"に迷い込むんですよね。

 

さて、ここで"世界で一番のワンダーランド"の定義を見てみましょう。

 

色んなかわいいも、かっこいいも一緒にいられる。そんな場所。

 

これは最後の話の流れを見ると、

これから目指す虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の姿

と考えることができて、その場所を提案したのは侑で、

可能性をかすみんに感じさせたのは歩夢なんですよね。

 

歩夢が自己紹介で最後にしたうさぴょんのポーズには、そんな意図がある……

のかもしれませんね。

 

まあ、役割的には侑のほうがウサギっぽさありますけど。

 

そしてかすみんって自分のアイドルとしての可愛さと同じぐらい

みんなといられる居場所を求めている、大事にしたい

という掘り下げもされているんだな……なんて思いました。

実はせつ菜回に続く

この話の怖いところはここで、

これだけ、かすみんの個性を掘り下げながら、

せつ菜回への伏線(布石?)もしっかり用意されてるんですよね。

 

というか、この回に限らないのですが(2話しかないけど)

歩夢が2人で始める提案をしたことも、

かすみんがスクールアイドル同好会復活を目指すことも

せつ菜と、かすみんのやりたいことの相違による衝突が発端なわけです。

 

今回、かすみんサイドで問題は解決したので

来週は今回で用意されたいろいろなネタをしっかり拾っていくと思うと

期待が膨らみますね……。

 

というか、せつ菜回を中心に見ると今回は

繋ぎ回、溜め回なんですよね……。末恐ろしいですわ。

 

推理によって暴かれる優木せつ菜の正体

実は原作であるスクスタではせつ菜の正体は

いろいろあって最後に自ら明かしたわけですが

アニメでは果林先輩が生徒名簿という証拠を突きつける形で暴きました。

 

これにはちょっとびっくり。主に果林先輩が暴くという部分が

 

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もうしょっぱなから生徒名簿のほうをチラ見しています。

こういうところ本当にしっかりしてるなあ……。

わかりやすい伏線はもったいぶらずに、その回で回収してくれるのすごくうれしい。

あと、果林先輩がそこまで頭回ることに衝撃を隠せない。

 

なんていうか、EDの傘の開く順番的にも、雰囲気的にも

絢瀬やダイヤ様みたいな立ち位置かもしれない……この人。

 

小ネタ

細かく話を書くほどじゃないけど、気になった部分とか好きな部分。

 

OPのスーツ

ついにOPがお披露目されましたね。

 

情報量がめっちゃ多いし映像もオシャレ。正直好き。

 

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なんていうか、"ファミリー"って感じですね。

特に愛さんが表情も相まってその筋の人っぽい。

 

リボーンのチョイス編のOP思い出しました。

(あれはネクタイの色は黒でメンバーカラーは死ぬ気の炎だったけど)

 

しずくのかすみの扱い

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完全に犬。

 

どうでもいいけど、この作品って名前がひらがなで始まるキャラ多いな……。

 

さて、1話2話と完成度の暴力を見せつけてくれたニジガクアニメ。

 

脚本もさることながら作画、画の構成、ダンスCG、

どこにも隙がなく上質すぎて怖いぐらいです。

 

私はこんな作品を3か月も視聴して

年を越すことができるのでしょうか。楽しみですね。

 

 以上、ニジガクアニメ2話の感想でした。

【ニジガクアニメ】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 1話 感想

最初に1つだけ言わせてくれ。

 

1話の作りこみ半端なさ過ぎねえ??????

 

 

新鮮なアニメラブライブ

 

さて、いよいよニジガクのアニメが放送開始したわけですが

いい意味でラブライブらしくないところがあり、

かなり新鮮な感覚で視聴してました。

 

絵柄がだいぶ違っていたり(ぶっちゃけこっちのが好み)、

脚本が花田十輝さんじゃなかったり。

 

まあ、ニジガク開始時点でソロがメインだったり、

スクスタで言えば10人目の存在がでてきたり(9という数字こだわらなくなった)

いままでのラブライブとはだいぶ異なる部分が見受けられたので、

スーパースターともども「これからのラブライブはどんどん新しいことに挑戦していくぞ」ということなんだと思います。

 

ニジガクはラブライブ界の仮面ライダー龍騎ですね(?)

 

 そんなニジガクの1話で個人的に好きな部分をつらつらと語っていきたいと思います。

 

 

「CHASE!」と楠木ともりを限界まで活用している

今作で「CHASE!」は「Praivate Wars」や「START:DASH」のような

スクールアイドルとの出会の曲という役割を与えられたわけですが

かなり派手な演出となっています。

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ですが、過剰な演出とは思いません。(さすがにびっくりしたけど)

それぐらい虹のライブやフェスでみた楠木ともりさんのパフォーマンス力はすさまじいものでした。

 

 既にライブで見せつけられた圧倒的なパフォーマンス力のある曲を

 スクールアイドルに興味を持つきっかけに持ってくることで

かなり説得力を与えられていると感じました。

 

アニメの描写を後に我々がライブで体験していたのに対し、

ライブで我々が体験したものをアニメのキャラたちが体験する

というこれまでとの逆転の事象という見方もできますね。

 

その説得力を付与するだけのパフォーマンスを魅せられる楠木ともりさんがすげえなって話ですが。

 

「CHSAE!」の活用はこれだけにあらず。

 

「世界が色づいて光出す瞬間を君と見たい その心がアンサー」

「なりたい自分を我慢しないでいいよ」

 

と、歩夢と侑がCHASE!に出会う瞬間と今後の展開にうまくかかっている部分も本当に天才。

 

もうこの時点で100点。

 

歩夢の心理描写がめちゃくちゃ丁寧

一歩ミスってたら僕は歩夢推しになっていたかもしれない。

 

わかりやすいところで言えば、ピンクの服。

 

冒頭で「そういうのはもう卒業だよ~」といっていましたが、

最後に「ピンクとか、かわいい服だって、今でも大好きだし着てみたいって思う」と告白したように、

お台場での買い物中にこっそりピンクの服を見てこんな表情をしています。

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これはほんの一部ですが、

「(せつ菜に)会っちゃったら自分の気持ちが止まらなくなりそうで怖かった」といっていたように、

「スクールアイドルをやってみたい」という気持ちがじわじわと動き出す過程を何気ない日常のやり取りを描きつつ、じっくりと描写していました。

 

 

個人的に好きなのが

「歩夢もせつ菜のライブを見た夜にスクールアイドルの動画を見ていた」という伏線。

 

せつ菜のライブを見た次の日の朝、歩夢に朝の挨拶をした侑は大きなあくびをします。

それを見た歩夢は「寝不足?」と聞き、侑は「ちょっとね」と返します。

 

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この「ちょっとね」というのはスクールアイドルの動画をいっぱい見ていたから侑は寝不足だった、ということが少し後にわかるわけですが、

このときは「遅刻しないでよ」と笑って外で侑を待つ歩夢ですが、

この時に彼女もかわいらしいあくびをしています。

 

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つまり、この時点で「歩夢もスクールアイドルの動画を夜通したくさんみていた」ということが示唆されてるんですよね。確定するのはクライマックスですが。

 

2週目見てマジでびっくりしました。

 

「なりたい自分を我慢しないでいいよ」と背中を押された歩夢の気持ちはこの時点から動き始めていたことが描かれていて、

止まらない。止められない、止めちゃいけない。ってなったときに出た言葉が「二人で始めようよ」でなんですよね。

 

もうここから先のシーンは何度みても感情がぐちゃぐちゃになるし、

文章はもっとぐちゃぐちゃになってしまうんですが、これだけは言わせてください。

 

過去最高の「スクールアイドルやってみたい!」でした。

 

「見ててほしい」といって、でてきたMVはずっと眺めていたあのピンクの服で歌い、

「私の夢を一緒に見てくれる?」といって渡したのは

序盤で侑に「ときめきが足りない」といわれたパスケース。

 

 

 

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このパスケースを渡すことで侑にとってはときめきが足りない道であることを示しつつ

「私の夢を一緒に見てくれる?」って問いかけるの、本当に心に来る。

 

やばいな・・・えぐいな・・・

 

1話の時点でサンシャイン1期8話ぐらいの気持ちになってる。

 

本当に1話の時点で完成度高すぎるんですけど12話になるまで僕は人でいられますか?

 

以上、ニジガクアニメ1話感想でした