抹茶タケノコ

毎週日曜に小説の感想を投稿しています。

【感想】小説の一口感想まとめ その84

今週読んだ本の感想を語る記事その84です。

 

読んだ本には僕の好みへの適合度を示す指標として以下の基準で点数をつけていきます。

 

10~9:文句なしに好き。10点は特に好き

8~7:気になるところはあるけど見てよかった。面白かった作品。

6~5:面白かったけど、なんか気になる、もやもやするという部分が勝る作品。

4~3:最後まで見たけど、あまり感じるものがなかった作品

2~1:最後までみてもなんか納得できなかったり、無理して最後まで見た作品。

0:嫌い。

X:評価不可能

 

#119 透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

 

透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 (GA文庫)

 

5点。

視覚障害を持つ女の子との恋物語です。

……とはいうものの、途中から視力を失った原因であるガンとの闘病ものになっていましたけどね。

まあ、それ自体はいいんですが視覚に関わる描写が丁寧だったのに、ガンとの闘病が始まった瞬間、どんどん雑になっていったのがすごく残念でした。

主人公とヒロインの関係に好感を持てただけに、私にしては珍しくこの手の難病発覚のシーンで同様して目頭が熱くなりかけていたのですが、終わらせ方が急激すぎて正直冷めました。残念。